新型フーガを公開
日産は、アメリカ カリフォルニア州で行なわれている「第59回ペブルビーチコンクールエレガンス」において、新型M(日本名:フーガ)を初公開した。
新型フーガは、日本やアメリカ、ヨーロッパなど32ヶ国へ投入されている。
新型フーガのデザインは、G37(日本名:スカイライン)を、さらにボリューム感のあるデザインが特徴となっている。
新型フーガは、M37とM56のガソリン2グレードが用意される。M37は、スカイラインやフェアレディZと共通の3.7リットルV6(336ps)を搭載。M56は北米専用SUV「QX56」の5.6リットルV8をベースにしたユニットで、最大400ps以上を出力する。欧州向けにはV8の設定はなく、代わりにV6ディーゼルを用意。さらに、後日ハイブリッド仕様も加わる。
インテリアはレザーやウッドなど厳選された素材を使用し、洗練された高級感を表現。数々の先進装備の中でも注目は「フォレストエアコン」。これは、心身をリフレッシュする効果があるといわれる森林の空気を構成する風、温度、湿度、匂いの要素に着目した、室内環境を快適に保つ新しいエアコンである。 さらに新技術として、ナビゲーションシステムからの情報を利用して、カーブ進入時にドライバーのアクセル操作とブレーキ操作をサポートする「カーナビゲーション協調機能付インテリジェントペダル」、カーブ走行中の車両挙動に応じてアクセル&ブレーキ制御を行う「アクティブスタビリティーアシスト」が採用される。
また、世界初の「ブラインドスポット・インターベンションシステム」も発表。車線変更時に他車との接近を感知すると、警告を発すると同時に元のレーンに戻るサポートする。
新型フーガは、2010年春から発売が開始される予定となっている。
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