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自動車ニュース 2009/8/13 11:13

GMの7月期小売販売台数は過去10ヶ月間で最高

車両買い換え奨励金制度(Cash-For-Clunkers)も後押し

GMの米国販売店は7月、過去10ヶ月間で最高の計189,443台となったと発表した。

この7月期の販売総数を前年同期比で見ると、昨年7月の業績が好調だったことや、今年のフリート販売の不振などを受け、19%の減少となっている。小売販売は前年同期比9%の減少で、フリート販売は前年同期比47%の減少である。しかし、7月の小売販売は6月よりも良好で、販売台数で見ると12,000台近く増加した。ピックアップトラックの売上は7月に入って回復の兆しを見せ、6月よりも16%増加。そのため、GMのトラックの小売販売が合計で先月よりも12%増加した。

GMの北米販売担当マーク・ラネーブ副社長は、「我が社の業績は、コアブランドであるシボレー、GMC、キャデラック、ビュイックの極めて優秀な製品によって牽引されている。市場はまだ厳しい状況ではあるものの、安定に向かいつつあり、GMの売上も再建プランで示していた当初の予想よりも速いスピードで上昇している。我々は7月期のGMの小売市場シェアが前年同期のそれを超えたと見ている。現在我々は、キャデラック SRXやCTSスポーツワゴン、シボレー カマロやエクイノックスなどの優れた新商品を取り揃えているほか、魅力あるローンサービスや新たなリースサービスも用意している。また、新車を購入する際のコストを少なくするための車両買い替え奨励金制度「Cash-for-Clunkers」もあり、GMの新しい乗用車やトラックを検討するならば今が格好の時期と言える。もし議会が、この極めて人気の高い車両買い換え奨励金制度への更なる資金拠出を承認したならば、8月の売上は更にアップすると我々は予想している」と述べた。

昨年7月と比較すると、GMの販売台数は全体で45,741台減少した。これには、予め計画されていた30,423台のフリート販売の減少(47%減)が大きく影響している。このフリート販売台数における減少は、生産量と在庫量をタイトにコントロールすることによってGM販売店が在庫車数を市場の需要に見合った数まで減らすことができるようにするという戦略的な決断がもたらした必然的な結果である。小売販売台数は9%減の155,569台であった。GMのトラック全体の販売台数は前年同期比で18%減、乗用車は21%減の83,736台である。しかしながら、GMのクロスオーバーの全体の販売台数は 39,937台で、これは前年同期比6%の増加。これには6,600台以上を売り上げた「シボレー・トラバース」の力強い業績が貢献している。

6月の小売販売業績と比較した際の、GMのコアブランドにおける商品ハイライトを以下に記す。

【シボレー】シボレーの乗用車小売販売台数は、アベオ/コバルト/インパラ/マリブが8%増加。シボレーのトラック販売台数は、シルバラード/サバーバン/アバランチ/コロラド/HHR/エクイノックスが27%増加。

【GMC】シエラ/キャニオン/ユーコンXLに牽引され、売上台数は8%増。キャデラックはエスカレードESVの販売数が32%増、エスカレードの販売数は3%増となった。

車両買い換え奨励金制度(Cash-For-Clunkers)の実施がこのまま続けば、8月も今のプラスの勢いも見込まれる。ちなみに、GMの車両買い換え奨励金制度に認定されて販売している車両数は、他メーカーの2倍とのこと。

GMのハイブリッド車については、7月の販売台数は1,487台。2009年に入ってから現在までにGMが販売したハイブリッドカーは9,836台となった。

GMの在庫車両数は前年同期よりも減少し、予定していた50万台を切り、至上最下レベルとなった。7月、GMの各販売店では平均76日分の車両を保有していた。7月末の時点で、在庫車両数は約466,000台となり、これは昨年同期よりも約281,000台少なく(38%の減少)、6月よりも20%少ない。7月末の在庫車数の内訳は、乗用車が202,000台、トラック(クロスオーバー含む)が264,000台であった。

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