新型BMW7シリーズに防弾仕様車
BMWは、新型BMW7シリーズの防弾仕様である760Liハイセキュリティおよび750Liハイセキュリティを発表した。
ボディは、専用のスチールパネルにより強化。ボディパネルの継ぎ目にはスチールによるシーリングを施した。さらにキャビンは、ドアやルーフ、ピラー、フロア、キャビンとエンジンルームおよびラゲッジの間の隔壁も強化。強化ガラスには、割れた場合に室内側に破片が入らないよう、室内側にポリカーボネート層を採用した。
この結果、760Liハイセキュリティおよび750Liハイセキュリティは、厳しい防弾レベル「VR7」に準拠。また、セキュリティ基準のBRV2009を世界で初めてクリアした。
シャシーは、増大した車輌重量に合わせ、スプリングやショックアブソーバー、ストラットマウントブッシュなどを最適化。オプションでランフラットタイヤも用意される。
さらにオプションとして、隠しマイクとスピーカーを用いることでドアや窓ガラスを開けることなく外部の人とコミュニケーションがとれるインターコムシステムや、襲撃を外部に知らせるアサルトアラーム、刺激性のガスによる攻撃を防ぐガスセンサー、エンジンルームの火気を検知した際に消火を行う消火システムなどが用意される。
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