日産、電気自動車の急速充電器の普及／充電方式の標準化を連携

「急速充電器インフラ推進協議会（仮称）」の設立について

日産、三菱、スバル、および東京電力の4社は、国内における電気自動車の普及に必要不可欠な急速充電器の普及、および充電方式の標準化を図ることを目的に連携・協力する『急速充電器インフラ推進協議会（仮称）、以下「協議会」』を今年度内に設立するとした。

本年7月から市販化されている三菱、スバル、および来年から市販開始予定の日産の電気自動車は、各自動車会社と東京電力が共同で開発した急速充電器の充電方式を採用しているが、今後の本格的な普及拡大に向けて、電気自動車の行動範囲拡大を目的とした急速充電器整備へのニーズの高まりが予想される。

こうした状況のもと、本協議会を設立し、各社が有する知見・技術・ノウハウを最大限活用することにより、急速充電器整備の支援を行うとともに、充電方式の標準化と規格の統一化を図ることを通じて、国内における電気自動車の普及に貢献していく。

日産、三菱、スバルは、運輸部門のCO2排出量削減に大きく貢献する電気自動車の開発・普及に取り組んでいく。

東京電力は、今後も環境貢献への取り組みの一環として、業務用車両への電気自動車導入推進を図るとともに、電気自動車の普及に向けた充電機器の開発・協力などの技術的な支援を行っていく。