日産の中国における合弁会社が生産能力を増強

日産の中国における合弁会社である東風汽車有限公司(以下:DFL)は、乗用車の生産能力を増強するため、広州市花都工業地区に新たに土地を取得して、生産ラインを追加すると発表した。

新生産ラインは2012年に稼働し、同工場の年間生産能力は、現在の36万台から段階的に60万台まで引き上げられる予定である。DFLは、今回の能力増強に総額50億人民元(約694億円)を投資する。

DFLの乗用車事業を統括する東風日産乗用車公司(以下、東風日産)の2009年上半期(1-6月)の乗用車販売実績は、225,073台(対前年同期比+41.3%)を記録した。現在、東風日産の年間生産能力は合計46万台(花都工場:36万台、襄樊工場:10万台)であり、今回の能力増強によって合計70万台まで引き上げられる予定となる。

※DFLについて DFLは日産と、東風グループによる包括的、および戦略的なパートナーシップとして2003年に設立された。DFLは、乗用車、LCV、およびH&MCVのフルラインアップを持つ、中国における最初の合弁企業である。東風グループと日産がそれぞれ50%の株式を保有し、同社の資本金は167億人民元(約2,318億円)である。中国の自動車合弁企業の中で最大の投資規模となっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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