ボルボ、90シリーズの先進安全機能がさらに充実!16種類以上のインテリセーフが標準装備化

XC90

ボルボ・カー・ジャパンは、90シリーズ(V90/V90 クロスカントリー/XC90)の一部仕様を変更し、2017年7月14日より販売を開始した。

今回、90シリーズ全モデルに標準装備する先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」に、2つの新機能が追加された。

1つ目は「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」。

対向車が接近しているときに走行車線から対向車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動で操作し、自車を対向車線から走行車線に戻すよう支援。このシステムは60-140km/hの速度域において作動する。

2つ目は「ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付)」。

BLIS(ブラインドスポット・インフォメーションシステム)の進化版であり、他の車両が自車の死角に入っているとき、または隣の車線の車両が後方から急接近している場合に、それらの存在に気づかず車線から逸脱した場合、もしくは方向指示器を使用し車線変更しようとして衝突の危険性が高まった場合に、ステアリングを自動で操作し車両を車線内に戻すよう支援する。このシステムは60-140km/hの速度域において作動する。

上記装備を追加することで、90シリーズ全てにおいて16種類以上の先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」が標準装備されることとなる。

全モデルともにこれらの機能向上を反映し、新価格を設定している。

※XC90 T8 ツインエンジン AWD エクセレンスを除く

▽ ▽ 詳しく ▽ ▽

◆V90の主な変更点

V90

V90は「Momentum(モメンタム)「R-Design(R-デザイン)」「Inscription(インスクリプション)」の3グレードを設定。

搭載する新世代パワートレーンDrive-Eは全て2リッター4気筒で、直噴ターボ「T5」、スーパーチャージャー付き直噴ターボ「T6」、そしてプラグインハイブリットモデルとなる「T8 ツインエンジン」の3種類を用意。

「T8 ツインエンジン」は、スーパーチャージャー付き直噴ターボエンジンと240Nmを発揮する電気モーターをリアに配置。「Hybridモード」をはじめ電動モーターだけで駆動する「Pureモード」、2つのパワーソースを最大限に活用する「Powerモード」などが選択可能だ。これら全てのパワートレーンは高効率の8速ATが組み合わされ、高い環境性能と卓越した走行性能を実現している。

「V90 T5 モメンタム」の燃料消費率はJC08モードで14.4km/L(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装着した場合は14.0km/L)、エコカー減税対象車として、「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成27年度燃費基準+10%(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装備する場合は+20%)」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

「V90 T6 AWD R-デザイン」と「V90 T6 AWD インスクリプション」の燃料消費率はJC08モードで12.7km/L、エコカー減税対象車として、「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」および「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減。またV90 T6 AWD インスクリプションはアルミホイールが新デザインとなり、タイヤサイズも255/35R20から255/40R19に変更された。

エクステリアカラーには「デニムブルーメタリック」と「パイングレーメタリック」を追加、インテリアカラーには新色「マルーンブラウン」を、本革とパーフォレーテッド・ファインナッパレザーに追加した。

「V90 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション」では、従来オプション設定だった「電子制御式リア・エアサスペンション/ドライビングモード選択式 FOUR-C アクティブパフォーマンスシャシー」を標準装備とした。

価格:669万円~929万円(消費税込)

◆V90クロスカントリーの主な変更点

V90クロスカントリー

V90クロスカントリーは、V90をベースに、悪路走破性を高めるために最低地上高を55mm高くし、新開発の専用サスペンションの採用をはじめ、クロスカントリー専用のエクステリアデザインを与えた、クロスオーバーモデルである。

搭載する新世代パワートレーンDrive-Eは全て2リッター4気筒で、直噴ターボ「T5」、スーパーチャージャー付き直噴ターボ「T6」の2種類を用意。いずれも電子制御式AWDシステムを組み合わせ、「Momentum(モメンタム)」「Summum(サマム)」の2グレードを設定している。

エクステリアカラーには「デニムブルーメタリック」と「パイングレーメタリック」を追加、インテリアカラーには新色「マルーンブラウン」を、パーフォレーテッド・ファインナッパレザーに追加した。

「V90クロスカントリー T5 AWD モメンタム」および「V90クロスカントリー T5 AWD サマム」の燃料消費率はJC08モードで13.1m/L(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装着した場合は12.8km/L)エコカー減税対象車として、「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成27年度燃費基準+10%(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装備する場合は+20%)」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

「V90クロスカントリー T6 AWD モメンタム」および「V90クロスカントリー T6 AWD サマム」の燃料消費率はJC08モードで11.5km/Lとなり、エアサスもしくはパノラマサンルーフの何れか又は両方装備されている場合、エコカー減税対象車として「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

価格:699万円~829万円(消費税込)

◆XC90の主な変更点

XC90

XC90は、装備・仕様の違いにより「モメンタム」「R-デザイン」「インスクリプション」、そして独立した2座の後席シートを装備する最高級の4人乗りモデル「エクセレンス」の4グレードを設定している。

搭載する新世代パワートレーンDrive-Eは全て2リッター4気筒で、直噴ターボ「T5」、スーパーチャージャー付き直噴ターボ「T6」、そしてプラグインハイブリットモデルとなる「T8 ツインエンジン」の3種類を用意。

「T8 ツインエンジン」は、スーパーチャージャー付き直噴ターボエンジンと240Nmを発揮する電気モーターをリアに配置。「Hybridモード」をはじめ電動モーターだけで駆動する「Pureモード」、2つのパワーソースを最大限に活用する「Powerモード」などが選択可能。これら全てのパワートレーンは高効率の8速ATが組み合わされ、高い環境性能と卓越した走行性能を実現している。

エクステリアカラーには「デニムブルーメタリック」、「パイングレーメタリック」、「メープルブラウンメタリック」を追加、インテリアカラーには新色「マルーンブラウン」を、本革とパーフォレーテッド・ファインナッパレザーに追加した。

「XC90 T5 AWD モメンタム」の燃料消費率はJC08モードで12.9km/L、エコカー減税対象車として、「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成32年度燃費基準」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

「XC90 T6 AWD R-デザイン」と「XC90 T6 AWD インスクリプション」の燃料消費率はJC08モードで12.5km/L、(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装備する場合11.9km/L)エコカー減税対象車として、「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成32年度燃費基準」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

「XC90 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション」は、充電電力使用時の走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)が従来の35.4kmから40.4kmへと向上。エコカー減税対象車「プラグインハイブリッド自動車」として、自動車取得税:免減、重量税が免税、自動車税が75%軽減となる。また電子制御式4輪エアサスペンション/ドライビングモード選択式 FOUR-C アクティブパフォーマンスシャシーを標準装備した。

価格:779万円~1299万円(消費税込)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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