日本の電気自動車メーカーGLM、香港の会社と資本提携で海外進出を本格化

GLM G4

日本の電気自動車メーカーGLMは、香港証券取引所のメーンボード(東証1部に相当)に上場するオーラックスHDと資本提携した。

本資本提携で、オーラックスHDがGLMの事業拡大を目的として海外投資会社等から資金調達をすることに、両社で合意している。香港証券取引所の審査等を経て、2017年8月末までに本件を実行する方針だ。

GLMは2019年量産予定のEVスーパーカー「GLM G4」から海外進出を計画している。オーラックスHDおよび海外投資会社は、今後のグローバル展開における重要な戦略パートナーとなる。

オーラックスHDは、時価総額約45億香港ドルを誇る投資持ち株会社である。本提携で、GLMの株主はGLM株と引き換えにオーラックスHD株等を取得する。

また、GLMの小間裕康はGLMの代表取締役として引き続きEV事業を推進しながら、オーラックスHDの大株主となる。

同時にオーラックスHDが、GLMの事業拡大を目的として、海外投資会社らを引き受け先とする、総額約6000万USドル(約68億円)相当の、第三者割当増資を実施する。

GLMは本件を通じて、欧州、中東、香港、中国等をメーンターゲットにEV事業のグローバル展開を本格化し、「GLMG4」の量産体制を整えるという。海外資本市場との接点をつくりながら、グローバルな資金を日本での開発に投下し、京都の開発拠点で日本の最先端技術を集めた世界で通用するEV開発を行う。

今回の資本提携は、開発資金面のみならず、ブランド戦略、有能な人材の確保、中国といったターゲット市場におけるアクセス強化においても非常に重要な役割を果たすものと考えているという。

■GLM G4の量産化発表の詳しい記事(写真 48枚)は、こちら

■2019年発売予定、想定価格4000万円のG4のニュースを読む

■2016年12月香港の一流ホテルエントランスをGLMがジャックした記事を読む

■GLMの元祖「トミーカイラ」シリーズの2代目EV車「トミーカイラZZ」試乗記事を読む

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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