GW、2010年新型ビュイック ラクロスに新開発のエコテック2.4リッター4気筒エンジンを搭載

ビュイックの2010年新型ラクロスに、燃料効率性に優れた新開発のエコテック2.4リッター4気筒エンジンを搭載する。高級セダンの3番目のエンジンラインナップとして登場する。

燃費の良い6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせにより、ハイウェイ走行で30mpg、市街地走行で20mpgの低燃費が見積もられる。これにより、ラクロスは、高級セダン部門における最も燃料効率の良い車種のひとつに位置づけられる。

ビュイック・ポンティアック・GMCのスーザン・ドチャーティ副社長は、「ビュイック ラクロスのお客様には、Ecotec2.4リッター直噴エンジンという燃料効率の良い選択肢が用意される。これは、リンカーン MKZ、アキュラ TLのような、メインのライバル車種では入手できない4気筒エンジン。また、新型ラクロスは、同部門内で唯一、後部座席のエンターテインメントシステムやリモートスタートなどのテクノロジーを採用。デザイン、性能、情報技術とがバランス良く揃ったラクロスならではのパッケージをご提供できる所以である」と述べている。

このEcotec2.4リッター4気筒エンジンは、今年後半、ラクロス CXモデルの標準搭載エンジンとしてラインナップに仲間入りする。直接噴射技術によって、182馬力(136KW)、233Nm(172 lb-ft.)のトルクを発揮。ビュイックでは、顧客の約25%が2.4リッター搭載モデルを選択すると見込んでいる。

2.4リッターの燃料の燃焼室への直接噴射によって、圧縮率がより高くなり、効率性と馬力を上げることができる。つまり、より少ない燃料と排出ガスで、より大きなパワーが生み出されるのである。実際、直接噴射を採用すると、コールドスタート時の排出ガスが、最高で25%まで削減される。より低い回転数でより大きなトルクを発揮させ、そして、よりスムーズにピーク値の4,900回転/分まで回転を上げるべく、エンジニアたちが、このEcotec2.4リッターエンジンに調整を施した結果、いかなる走行条件下でも、新型ビュイック ラクロスは、優れた性能性を発揮できるようになった。

ラクロスのエンジンラインナップはどれも直噴方式で、低燃費の6速オートマチックトランスミッションに対応。2.4リッターEcotecのほかに、3.0リッター直噴V6エンジンおよび、より排気量の大きいパワフルな3.6リッターV6エンジン(「ラクロス CXS」標準搭載)が用意されている。

3.0リッターと3.6リッターと同様、Ecotec2.4リッターエンジンも、極めて低騒音性に優れ、メンテナンスも楽で、環境への影響も最小限に抑えられている。例えば、スパークプラグとアクセサリー・ドライブ・ベルトの耐用年数評価は10万マイルとなっている。また、高度なアルゴリズムを使ってオイル交換の時期を決めるGM独自のオイルライフシステムを装備。このシステムは、エンジンのスピード、温度、負荷など、様々な変数を常にモニターし、そこからオイルの寿命を計算する。これによって、オイル交換の回数が減り、リサイクルを必要とする使用済みオイルの量を大幅に減らすことができる。

2010年型ビュイック ラクロスは、グローバルに広まっているビュイックの「プロダクト・ルネサンス」における最新例。全輪駆動方式を採用し、一連の高度な情報処理能力を備えたパーソナルテクノロジーやセーフティ機能、そしてモダンなデザインと融合しつつも伝統が感じられる優れたスタイリングを提供する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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