フィアット、オープンモデルのフィアット500Cの予約受付開始

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フィアットは、フィアット 500のオープントップモデル、フィアット 500Cを9月26日より全国のフィアット正規ディーラーを通じて販売開始する。これに先行して、全国のフィアット正規ディーラーまたはFIAT CAFFEにて、7月4日より予約受付を開始する。

今回フィアット 500Cにラインナップされるのは、1.2リッターエンジンを搭載するフィアット 500C 1.2 8V ポップ(FIAT 500C 1.2 8V POP)と、1.4リッター DOHC エンジンを搭載するフィアット 500C 1.4 16V ラウンジ(FIAT 500C 1.4 16V LOUNGE)、そしてその特別仕様で限定50台となるフィアット 500C 1.4 16V ラウンジ SS(FIAT 500C 1.4 16V LOUNGE SS)で、3車ともATモード付5速シーケンシャルトランスミッション『デュアロジック』を装備する、右ハンドル仕様となっている。全国メーカー希望小売価格(税込)は、フィアット 500C 1.2 8V ポップが239.0万円、フィアット 500C 1.4 16V ラウンジが289.0万円、フィアット 500C 1.4 16V ラウンジ SSが299.0万円となる。

なお、6月28日から8月31日までの間、鎌倉・由比ヶ浜海水浴場にFIAT CAFFEのビーチハウス『FIAT CAFFE@Yuigahama Beach』がオープンしており、ここでも予約も可能となっている。車両もここに展示されている。

2009年3月のジュネーブモーターショーで発表されたフィアット 500Cは、「自由と興奮『freedom and excitement』」を表現するフィアットのオリジナリティ溢れるカブリオレである。トポリーノの愛称で親しまれた初代フィアット 500や1957年の2代目フィアット 500のオープントップモデルと同様に、ピラーを残してルーフ前端からリアウィンドーの位置までソフトトップが開くスライディングルーフ式を採用し、フィアット 500Cではこれが電動で開閉する。

フィアット 500Cは、7つのエアバッグを始めとするセグメントトップの安全装備、大人4人が快適に乗車できる居住性、そして平行四辺形の巧妙なヒンジ機構でソフトトップの開閉を行うことによって充分なトランクスペース確保するなど、ベースモデルのフィアット 500の長所もそのまま活かされている。

一般的にオープンモデルでは、ルーフ格納機構や横転時などのためのセーフティーディバイス、ボディ剛性確保のために、その軽快な外観からは想像できないほどの重量増加を伴うが、BピラーとCピラーを残したユニークなスタイリングのフィアット 500Cでは、1.2 8V ポップの車両重量がオリジナルモデルより40kg増の1,020kg、1.4 16V ラウンジでは固定式ガラスサンルーフを標準装備するフィアット 500 1.4 16V ラウンジよりわずか10kg増加の1,060kgに留まり、小型車ならではの軽快で爽快なオープンエアモータリングを楽しむことができる。

さらに、通常のオープンモデルではトランクリッドの高さに固定して装備されるハイマウントストップランプの取付位置も、フィアットならではのユニークさとフィニッシュでソフトトップに一体化。ソフトトップに一体化されるリアウィンドウは、熱線式デフロスター機能付のガラス製で、視認性に優れている。従来の小型ソフトトップモデルに見られた、透明の軟質素材で作られたリアウィンドウの問題を解消したばかりでなく、選び抜かれたソフトトップの素材やその構造ともに耐候性/経年劣化の心配もないとしている。

スペックや標準装備、安全装備は、ベースモデルとなるフィアット 500のそれぞれのバージョンと基本的に変わりはないが、フィアット 500C 1.4 16V ラウンジでは、ベースモデルでは設定されていなかった三層仕上げのパールペイントが標準仕様となり、新色のラガマフィン レッドもフィアット500レンジのカラーバリエーションに加わっている。フィアット 500C 1.4 16V ラウンジ SSは、レザーシートとクローム仕上げのヒーテッド電動ドアミラーなどが標準装備となる、50台限定の特別仕様車となっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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