目隠ししてお父さんの運転が分かるか大実験!富士通テンがウェブムービー公開
富士通テンは、同社が展開するカーナビ、ドライブレコーダーのブランド「ECLIPSE(イクリプス)」の「車に乗る人すべてに安心を感じてほしい」という思いを題材にしたウェブムービー「Father’s Drive」を、スペシャルサイトで公開した。
親子で過ごす時間の中で、ドライブが占める時間は少なくないはず。実は、何気なく車に乗っている時でも目に見えない親子の絆や愛情が存在するのでは?という疑問からこの企画はスタートした。
そんな、子どもたちが親だからこそ感じ得るドライブ中の「安心感」を可視化すべく、100組の親子を対象に実験を行った。
事前アンケートでは、お父さんの運転は安心できると回答した子どもは82人と大多数を占めたものの、半数以上の54人の子どもたちがお父さんの運転をあてる自信がないと回答しており、実験は難航を極めると予想された。
しかし、結果的には70組が正解し、「親のぬくもりは、ドライブで伝わる」という仮説を証明する結果になった。
実際に子どもたちから、お父さんの運転を当てられたポイントを聞いたところ、「アクセルの踏み込み」や「ハンドル操作」といった運転の特徴以外に、「いつもの感じ」といった言語化しにくい部分でお父さんの安心感を感じ取っていたり、「シートベルトの付け方」、「ハンドルの滑らせ方」などお父さん達自身も全く気がつかないようなポイントをあげる子もいた。
アンケート結果
●お父さんだとわかったポイントで最も多かったのが加速の仕方。その他、「シートベルトの付け方」、「ハンドルの滑らせ方」など運転の特徴以外をあげる子どもも。
自分の父親だとわかった、一番のポイントは?(N=子ども100人/複数回答あり)
(1)加速:35人
(2)ブレーキ:20人
(3)曲がり方:20人
(4)車庫入れ:16人
(5)その他:17人
その他(自由回答):シートベルトのつけ方(荒くて早い)/シートベルトのもたつき/ハンドルの滑らし方/乗った時の沈み方/いつもの感じ
●具体的に感じたのは、「荒かった」、「優しかった」、「速かった」の順に。
今回の実験のお父さんの運転で具体的に感じたことは?(N=子ども100人)
・荒かった:35人
・優しかった:18人
・速かった:7人
・上手かった:16人
・その他:8人
・遅かった:5人
・回答なし:1人
●子どもたちは1日3食の食事と同じくらい、ドライブで過ごした時間をお父さんとの思い出として記憶しており、ドライブの価値を示す結果に。
お父さんと過ごした時間が一番長いのは?(N=子ども100人/複数回答あり)
(1)食事:29人
(2)ドライブ:29人
(3)レジャー:24人
(4)共通の趣味:12人
(5)その他:17人
その他(自由回答):朝の5分間、ほとんど毎日一緒、部活の応援
■実験方法:
(1)子どもが目隠しとしてアイマスクを着用。
(2)お父さん、プロのドライバー(タクシー運転手)、初心者ドライバーが運転する車の助手席に順不同で乗車。
(3)加速や停止、駐車などハンドルさばきに運転の特徴が出やすいコースを設計。
(4)それぞれのドライバーと特設コースを約2分間ドライブ。
(5)降車後、「お父さんが運転した車は何番目か」を回答。
※ドライバーの3名は乗車前に消臭スプレーを使用。車内での会話および音の出る行為は禁止。
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