ボルボ、名車アマゾンのカラーをオマージュしたV40限定モデルを発売
ボルボ・カー・ジャパンは、V40 T3/D4に、外装色のアマゾンブルーと内装のシティウィーブという魅力的な組み合わせとしたうえ、パノラマ・ガラスルーフを装備した特別限定車V40 T3/D4 アマゾンブルーエディションを、2月16日より200台限定で発売した。
価格(消費税込)は、T3が384万円、D4が409万円で、それぞれ100台ずつ合計200台の限定販売となる。
なお、V40 T3/D4 アマゾンブルーエディションは、V40 T3/D4 モメンタムをベースとしている。
ボディカラーのアマゾンブルーは、2016年にデビューから60周年を迎え、3点式シートベルトを世界で初めて標準装備したボルボの名車「アマゾン(Amazon)」のボディカラー「ライトブルー」をオマージュして開発された、ソリッドカラーの2017年モデルの新色。
「アマゾン」は1956年から1970年まで製造され、累計で約70万台を出荷。当時で最も生産台数の多いボルボ車となり、ボルボの歴史を語る上でアイコニックなモデルである。
内装のシティウィーブ(City Weave)は、都会的でモダンな意味を込めた「City」と、繊維を”織る”、”編む”という意味の「Weave」を組み合わせた造語で、シックでモダンなチェック柄のテキスタイルが特徴。
2014年のジュネーブモーターショーでカー・オブ・ザ・ショーを受賞したコンセプト・エステートのシート・デザインからエッセンスを受け継いで開発された。
さらに、この限定車ではパノラマ・ガラスルーフを特別装備しており、大きな開口部により明るく開放的なインテリアを実現した。ルーフ部をブラックカラーかつガラス素材とすることで、ボディカラーとの絶妙なコントラストを生み出している。
また、歩行者エアバッグや歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システムをはじめとした、11種類以上の先進安全・運転支援技術を含むインテリセーフを標準装備している。
アマゾンとは
1956年に販売開始されたボルボの中型乗用車。ギリシャ神話の女性戦士にちなんで「アマゾン」と名付けられ、スカンジナビアでは「アマゾン」、欧州や米国では「P120」と呼ばれている。
アメリカ市場などグローバル販売を視野に入れて開発されたモデルであり、当時の流行を取り入れたデザインが見られ、今でも多くの愛好家がいる。
1959年にはボルボが発明した3点式シートベルトを世界で初めて標準装備した。
また乗員保護のため、ダッシュボードにソフトパッドを採用するなど、ボルボの安全に対する取り組みを語る上でも欠かせないモデルである。
1970年まで製造が続けられ、延べ66万7791台を出荷。当時最も生産台数の多いボルボ車となった。
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