クライスラーグループ LLC、4ブランドに重点をおく新組織構造を発表
クライスラー、ジープ、ダッジ、モパーの4ブランドに重点
フィアットと提携し、業務開始に向け準備中のクライスラーグループ LLCは、新会社の組織を発表した。新しい組織はクライスラー、ジープ、ダッジ、モパーの4ブランドに重点を置いたスリムでフラットな構造により、ブランドイメージとディーラーの信頼回復を目指すものとなっている。
クライスラーグループの新組織は、クライスラー、ジープ、ダッジ、モパーの4ブランドに重点を置くグローバルな構造となり、各ブランドは独立採算となる。ただし、各ブランドによるクライスラー、ジープ、ダッジ車両およびモパー部品の開発、生産、流通、販売を支援するため、共通の営業、技術、経営管理部門を設置した。
クライスラーグループ LLCのCEOに任命されたセルジオ・マルキオンネは、「各ブランド部門では4つのブランドについて、その伝統を踏まえ、建て直しと成長を図ることを重点とした。これら部門の構造は、他社との競合を重視し、製品の重複を避けるとともに、技術的な最適化についても可能なかぎり最高の水準を維持していく。新生クライスラーはブランドイメージとディーラーの信頼回復を図るべく、ブランドの位置づけに合わせたネットワーク展開を進めていく。」と付言した。
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