マツダ、新型アクセラの商品概要

マツダは、アイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を採用するなど全面改良した新型アクセラを、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系およびマツダオートザム系販売店を通じて発売する。車両本体価格は消費税込みで1,660,000円から2,678,000円の設定となる。

■新型「アクセラ」の商品概要

【デザイン:表情の豊かさを大胆に表現し、よりエモーショナルに進化】

デザインコンセプトは、「アイデンティティの継承とエクスプレッシブ(表情豊かな)への進化」。初代アクセラで確立したマツダらしい「ダイナミックでスポーティ」なスタイリングを継承しながら、「エクスプレッシブ」を大胆に表現し、よりエモーショナルなデザインとした。

エクステリア

・マツダブランドの個性をより際立たせた、新しいフロントフェイスを採用。

・フロントのデザインを構成するすべてのラインを5角形グリル下部中央に向かって集束させる「センターフォーカス」の考え方を取り入れたデザインにより強調した躍動感。

・ボンネットやフロントフェンダーの深いラインや立体感溢れるボディサイドが創りだす、表情豊かな面の造形。

・「アクセラスポーツ」では、スポーティでキビキビとしたコンパクトさを強調。リアフェンダーを強調するデザインや、初代モデルよりさらに立体的にしたCピラーの造形などにより際立たせた、踏ん張り感のあるスポーティなフォルム。

・「アクセラセダン」は、洗練さを増した、流れるようなクーペシルエットを特長とし、プロポーションは初代からのショート&ハイデッキスタイルを踏襲しながら塊感を強調。

・「マツダスピードアクセラ」では、ボンネットの専用エアインテーク、専用エアロバンパー(フロント/リア)、大型フローティングリアルーフスポイラー、大型デュアルエギゾーストマフラーにより、プレミアム感とスポーティさを表現。

・ボディカラーは、3つの新色を設定。鮮やかな青系の「セレスティアルブルーマイカ」、濃紺系の「インディゴライトマイカ」、濃灰系の「グラファイトマイカ」を含む全7色。

インテリア

・造形美、機能美をより洗練させるとともに、細部に至るまでインテリアの質感を大幅に向上。

・センターから両サイドへ向けて力を発散させるようにデザインしたダッシュボードとし、視覚的な広がりを持たせたインテリア空間を追求。さらに、ドライバーを包み込むようにレイアウトされたコクピットデザインにより、心地よいタイト感を表現。

・インパネ上面を一体成型とし、ソフトな触感の素材を採用。センターコンソール、インパネなどは分割ラインを極力減らしたシンプルな構成とし、ドアのアームレストなど、触れる頻度の多い部位にソフト素材を採用することで、1クラス上の質感を実現。

・「アクセラスポーツ」、「アクセラセダン」では、ブラックを基調とした2種類の布シートを設定。

・「マツダスピードアクセラ」では、サイド材に本革を使用した専用のハーフレザーシートを採用。インテリアは、精悍なブラックを基調とし、シート、ドアトリム、デコレーションパネルには赤のグラデーション模様を、シート、ステアリング、シフトレバーブーツ、センターアームレストには赤のステッチを採用することにより、スポーティで洗練された質感を表現。

【装備/機能性:ドライバーが運転に集中でき、走りへの期待が高まる室内環境】

ドライバーの意思を早く正確にクルマに伝え、クルマからドライバーに各種情報やフィードバックを的確に伝える、ヒューマンマシンインターフェース(H.M.I.)を追求し、ゾーンレイアウトコンセプトという新しい考え方を取り入れた。ドライバーが安心して運転に集中でき、走りへの期待感が高まる、スポーティで機能的な室内環境を提供する。

・新開発のマルチインフォメーションディスプレイ(MID)を採用。ドライバーが自然な視線移動で視認できるゾーンに配置。

・オーディオ/エアコンスイッチやシフトレバーなどの操作系アイテムはドライバーの手の動きが最小限になるゾーンに配置し、運転に集中できる環境を実現。

・チルト&テレスコピックステアリング、シートスライド、ラチェットレバー式シートリフターを全車に装備し、的確に調整できるドライビングポジションを提供。「マツダスピードアクセラ」には、運転席パワーシート&運転席メモリー機能を装備。

・フロントシートは、フィット感とホールド性能を向上。「20S」「20E」「マツダスピードアクセラ」に標準装備するスポーツタイプのシートはシートバック上面のボルスターを内側(身体側)に寄せ、剛性を高めることで優れたホールド性を実現。

・ドライバーや乗員を光でもてなすウェルカムモードを新採用。

・運転席と助手席それぞれに設定温度を調整できる花粉除去フィルター付きフルオートエアコンを全車に新採用。

・専用開発されたBoseサウンドシステム(10スピーカー付)が上質なサウンドを実現。Bose独自の走行ノイズ補正システムAUDIOPILOTTM 2を搭載。(20S、20E、マツダスピードアクセラにメーカーセットオプション設定)

・7インチのワイドディスプレイをもつ40GB HDDナビゲーションシステムを全車にメーカーセットオプションとして設定。

・ボタン操作によるエンジンの始動/停止が可能なプッシュボタンスタートシステムをアドバンストキーレスエントリーシステムとセットで「15C」を除く全車に標準装備。(15Cにはメーカーセットオプション設定)

・ラゲッジスペースを有効に使える、新開発のフレキシブルフロアボード&ネットを採用。(スポーツ「20S」に標準装備、スポーツ「15C」にメーカーセットオプション設定)

【走行性能:ドライバーとの一体感を高め、「スポーティ」を磨き上げたダイナミック性能】

「走りの爽快感」をテーマに、各部位の剛性を効率的に高めるとともに、空力特性を見直すことにより、操舵性や直進安定性を向上。また、ボディ構造の見直し、高張力鋼板の採用、空力特性の改善にも注力することにより、燃費性能を向上させるとともに、静粛性も大幅に改善している。

・エンジンの瞬間再始動と優れた操作性を特長とする新開発「i-stop」機構付きMZR 2.0L DISIエンジンを採用。

・アクセラ初の採用となる自動無段変速機(CVT)と組み合わせたMZR1.5Lエンジンはスポーティな走りと低燃費を両立。

・ステアリングシフト操作によって素早いシフトダウンを可能にする新機能ダイレクトモードを備えた5速オートマチック変速機を「20S」「20E」に搭載。

・高張力鋼板の採用拡大やウェルドボンド、結合強化などによりボディシェルの重量増を抑えながら曲げ剛性を7%向上、ねじり剛性については旧型と同等レベルを確保。

・ロードノイズで約11%低減、風騒音は約6%低減と旧型比で大幅に向上した静粛性。

・電動油圧式パワーステアリング(EHPAS)による軽快で正確な操舵応答性。

・Cd値=0.30(アクセラセダン)あるいは0.32(アクセラスポーツ)を達成することにより、高速安定性を向上させるとともに、静粛性、燃費性能も改善。

・「マツダスピードアクセラ」では、力強い加速性能と優れた環境性能が好評のMZR 2.3L DISIターボエンジンを継承。

・マツダスピード専用に強化したボディ剛性や専用チューンのサスペンションにより向上したハンドリング性能。

・マツダスピード専用のハイレスポンス&ハイグリップのDUNLOP社製225/40R18タイヤ。

【環境・安全性能】

・2.0L 2WD車と1.5L車が「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」および「環境対応車普及促進対策費補助金(エコカー補助金)」の対象。

・アイドリングストップ機能「i-stop(アイ・ストップ)」を標準採用した2.0L 2WD車は、10・15モード燃費で約15%向上。

・自動無段変速機(CVT)と組み合わせた1.5L車は、10・15モード燃費で約5%向上。

・エコドライブの効果を分かりやすく表示し、楽しみながら低燃費運転を行える、エコドライブ支援機能を新しく設定。

・貴金属の使用量を約70%削減する世界初のシングルナノ触媒を2.0L 2WD車とマツダスピードアクセラに新採用。(マツダ初)

・50km/h以上での走行時に急ブレーキした際に、ハザードランプを高速点滅させることにより後続車に知らせる「エマージェンシー・シグナル・システム(ESS)」を全車に標準装備。

・ヘッドランプが進行方向を向き、夜間走行時の前方視界を大幅に向上する「アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)&バイキセノンヘッドランプ」を新たに設定。(「AFS」は20S、20E、マツダスピードアクセラにメーカーセットオプション設定。「バイキセノンヘッドランプ」は、マツダスピードアクセラに標準装備、その他にメーカーセットオプション設定)

・新採用の「リアビークル・モニタリング・システム(RVM)」は、車速60km/h以上で走行中に隣車線の後方から接近する車両を検知すると、ドアミラーの鏡面に内蔵したインジケーターが点灯し警告。(20S、20E、マツダスピードアクセラにメーカーセットオプション設定)

・広範囲を映し出す超広角カメラを採用した駐車支援システムを全車にメーカーセットオプションとして設定。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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