さらに強力なアバルトマジックを注入したサソリ、アバルト グランデプント エッセエッセを追加設定
フィアットは、アバルト グランデプント(ABARTH GRANDE PUNTO)をさらにパフォーマンスアップさせたアバルト グランデプント エッセエッセ(ABARTH GRANDE PUNTO esseesse)をラインナップに加え、本年6月13日より販売開始する。全国メーカー希望小売価格は335.0万円(税込)となる。
今回販売が開始されるグランデプント エッセエッセは、直列4気筒DOHC16バルブ、1,368ccターボチャージドエンジンに6速マニュアルギアボックスの基本仕様を変えることなく、エンジンパフォーマンスを向上させており、最高出力はグランデプントと比べ15%以上アップさせた。
グランデプント エッセエッセは、グランデプントのパフォーマンスをさらに強力なものとしたモデルである。総排気量1,368ccのインタークーラー付きターボチャージドエンジンは、グランデプントと同じくするものの、ハイパフォーマンス仕様のエンジンECUやフューエルインジェクター、大型のギャレット製ターボチャージャー、そして防塵効果と吸入効率の高さが認められて、多くのF1チームも採用するイタリアのBMC製エアクリーナーを装備し、最高出力は132kW(180ps)/5,750rpm、最大トルクは270Nm(27.5kgm)/2,750rpmを発生する。これは、アバルト グランデプントの最高出力114kW(155ps)を15%以上、最大トルク230Nm(23.5kgm)〔SPORT BOOST使用時〕を17%以上も上回る数値となる。
特筆すべきは、グランデプントが「SPORT BOOST」ボタンを押すことによってトルク特性を変化させて前記の最大トルクを発生するのに対し(ノーマルモードでは201Nm(20.5kgm))、グランデプント エッセエッセでは、常に一定のトルクカーブを描きながら大きなトルクを発生。しかも、グランデプントより250rpm低い2,750rpmで最大トルクを発生するため、低速域からいつでも俊敏にこの車を加速させる。
強烈なパフォーマンスを与えられたグランデプント エッセエッセは、サスペンションとブレーキも強化。サスペンションは基本レイアウト(フロントはマクファーソンストラット+アンチロールバー、リアはトーションバー)をそのままに、最適化を図った専用のコイルスプリングとショックアブソーバーを装備し、車高はグランデプントより15mm低められている。ブレーキにはハイパフォーマンス仕様のパッドを採用するとともに、前後にドリルドディスクローターを装備して冷却効率を高め、制動力と耐フェード性を向上。また、ドリルドディスクはパッド表面を削正しながら摩擦粉も除去するため、このブレーキシステムが持つ制動力を常に最大限に得ることができる。
グランデプント エッセエッセの外観は、グランデプントを基本としながら、専用の18インチ ホワイト仕上げアロイホイールとリアのバッジ、クローム仕上げのデュアルスポーツエキゾーストパイプで差別化している。
■エッセエッセ専用アイテム
エンジンカバーバッジ
リアバッジ
BMC製ハイパフォーマンスエアクリーナー
フューエルインジェクター
エンジンECU(ハイパフォーマンス仕様)
Garrett製GT1446型ターボチャージャー
ハイパフォーマンス仕様コイルスプリング&サスペンション
ホワイト仕上げアロイホイール(PCD100mm)7.5J×18+215/40R18 タイヤ
フロント ハイパフォーマンスブレーキパッド
フロント ドリルドベンチレーテッドディスク
リア ドリルドディスク
クローム仕上げデュアルスポーツエキゾーストパイプ
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