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自動車ニュース 2016/11/16 13:16

日産、米国向け“セントラ NISMO 2017年モデル”をLAショーで世界初公開!

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GT-R NISMOやジューク NISMOなどと並ぶ米国向け主力モデル

「セントラ NISMO」2017年モデル

日産がロサンゼルスモーターショー2016においてセントラ NISMO(ニスモ)を世界初公開した。

セントラ NISMO 2017年モデルは、レーシングカーを手掛けるNISMOがモータースポーツの経験を活かしてチューニングを施した。GT-R NISMO370Z NISMOJUKE NISMOJUKE NISMO RSと並ぶ、NISMOブランドの米国向けラインアップのひとつである。

今回発表された新型モデルは、大胆なエクステリア改良に加え、機能性を重視したインテリアデザインを採用した上に、NISMO専用のサスペンションチューニングを施すなど、全面的な刷新を行った。これにより、これまでのデイリーユースに適したセダンから高性能なマシーンへと変貌を遂げた。

ボディ、インテリア、シャシー、エンジン、サスペンション、ステアリング、パワートレインまで、正確にバランスの良いチューニングを施すことで、実用的なセダンから、NISMOの名にふさわしいモータースポーツ仕様のクルマとなった。

1.6リッター4気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載!

NISMOブランドのクルマを支えるのは、GT-Rが搭載する600馬力3.8リッターV6ツインターボエンジンに代表されるハイパフォーマンスエンジン。

セントラ NISMO 2017年モデルは、同車の力強い走りを生み出す空力ボディに完璧にフィットする1.6リッター4気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載した。

今回初搭載された新型1.6リッター直噴ターボガソリンエンジンは、最高出力188馬力(5,600回転)、最大トルク177 lb-ft(1,600~5,200回転)を発揮するアルミニウム合金製DOHC16バルブ直列4気筒エンジン。圧縮比10.5:1、連続可変バルブタイミング制御システム(CVTCS)を採用し、シリンダーボアには溶射皮膜のミラーコーティングを施している。 また、可変圧縮オイルポンプと低圧縮EGRシステムを採用することで排ガスの低温化とノッキングを改善した。

CVTCSには吸気側に中間ロック機能を搭載し、シリンダーライナーを挿入する代わりにミラーボアコーティングを施すことで、エンジン内部の摩擦を12%軽減した。その結果、ノッキングの抑制力が高まりエンジンの軽量化も実現している。燃料をより正確に燃焼室に噴射させる新型直噴ガソリン(DIG)燃料システムによりパワー、トルク、燃費を向上させる一方、ターボチャージャーとインタークーラーにより更なるパワーの増大もを実現した。また、吸気および排気の可変タイミング制御により、ローエンドエンジンのレスポンスを改善している。

2つのトランスミッションを設定

新型1.6リッター直噴ターボガソリンエンジンは、パワーバンドやトルクカーブを最大限に活用できるギア比を持つ6速マニュアルトランスミッションと、専用チューンを施した最新型エクストロニックCVTの2つのトランスミッションを用意している。セダンの実用性を維持しながら、モータースポーツのようなワクワクするドライビングを提供する。

エクストロニックCVTを搭載したモデルは、エンジンパフォーマンスに合わせて特別なチューニングを施した。加減速に合わせて回転数を調整することで高速域を維持しなくてもリニアな加速感を実現するDモード・シフトプログラムにより、加速感を向上させた。

エクステリア ~際立つ存在感~

「セントラ NISMO」2017年モデル

セントラ NISMO 2017年モデルの最大の特長は、同車のスポーツグレードセントラ SRセントラ SRターボを凌ぐ非常に力強い存在感をもつ。

同車の空力デザインでは、安定した高速走行と究極のドライビングプレジャーを提供するため、全体的にバランスのとれたチューニングを行うというNISMOの哲学通りに、空力抵抗値(Cd値)を犠牲にすることなくダウンフォースを増大させることでゼロリフトを目指した。この結果、従来モデルと同様のCd値0.29を維持しながら、揚力を30%低減することに成功。NISMO専用のリアスポイラーだけでなく、デザインを刷新したリアバンパーも揚力低減に大きく貢献している。

空力性能の向上に加え、NISMOブランドの象徴であるレイヤード・ダブル・ウィングデザインをフロント、サイドおよびリア下部のボディパネルに採用することで、一目でNISMOであることが分かる外観に仕上げた。また、パネル下部の赤いラインがアクセントとなっている。

フロントには、標準規格のLEDデイタイムランニングライト、専用ダーククローム仕上げのVモーショングリル、専用エンブレムを装備することで、NISMO特有のフロントデザインを際立たせた。その他、専用のサイドシル、リアデザイン、スポイラー、エキゾーストフィニッシャー、ダーククローム仕上げのドアハンドル、トランクフィニッシャー、リアエンブレム、専用レッドライン入り方向指示器搭載型サイドミラーキャップなど、NISMOのスタイリング特徴を備えている。

厳選されたミシュランのオールシーズン対応タイヤ215/45R18パイロットスポーツにNISMOの10本スポークアルミニウム合金ホール組み合わせることで、セントラ NISMOに力強いスタンスを与え、ハンドリング性能を向上させた。

エクステリアカラーは、「ブリリアントシルバー」、「ガンメタリック」、「スーパーブラック」、「アスペンホワイト」の4色から選択できる。

インテリア ~NISMO専用のデザイン~

インテリアは、サイドの強度を高めNISMOのロゴをあしらったフロントシートなど、エキサイティングなドライビングをサポートするデザインとなっている。リアシートにもレッドステッチ入りの専用シート素材を使用した。

専用の本革・アルカンターラ巻ステアリング、リング型エンジンスタートボタン、赤い文字盤のタコメーターを特徴とする専用メータークラスター、本革シフトレバー、専用刺繍を施したカーペットなど、インテリア全体にスポーティ感を強調する赤のアクセントを取り入れている。

ダークカラーのヘッドライナーとインストパネルに配されたNISMOロゴが、完璧なNISMO専用インテリアに仕上げている。インテリアカラーは、レッドアクセントを用いたチャコールのみの設定。

バランスの取れたパフォーマンス

NISMO専用にチューニングされたパフォーマンスカーであるセントラNISMOは、表面的な部分だけでなく構造自体へのチューニングなどにより、バランスの取れたパフォーマンスを提供する。

コンパクトな外観に対し広々とした室内空間を持つ同車は、ファクトリーチューンによるボディ補強を施すことで車体構造を強化した。カウルの厚みを増し、フロアやリアパーセルシェルフを補強することで、ボディ構造の剛性を高めている。これにより、ステアリング操作に対するレスポンスが向上し、新型エンジンやNISMO専用チューニングを施したサスペンションに最適なプラットフォームを実現した。

新型セントラSRターボを越えるパフォーマンスを発揮

開発チームはハンドリング面においても大幅な改良を行い、新型 セントラSRターボを凌ぐハンドリングパフォーマンスを実現させた。同車は、NISMO基準として設定された、ハンドリングレスポンス、グリップ、ステアリングフィール、ボディコントロール、ライド・ハンドリングバランスの5つの重要要素を満たしている。

NISMO専用チューンを実施したストラット式インディペントフロントサスペンションおよびトーションビーム式リアサスペンションには、モノチューブリアダンパーと専用チューニングを施したフロントスプリングおよびストラットを採用することで、セントラ SRターボを越えるパフォーマンスを発揮する。

軽量型モノチューブ式ショックアブソーバーは、オイルとガスを切り離したチャンバーや高圧ガスチャージにより、ダンパーのストローク量や速度変化に対して素早いレスポンスを可能にする。ダンパーレスポンスを向上させることで、ステアリングやロードコンディションの変化により素早く対応することができる。また、スプリングやストラットにNISMO専用チューニングを施すことでボディコントロールを向上し、難しいコーナリングをスムーズに行うことも可能だ。

特別チューニングされた電動式パワーステアリング(EPS)が同車のドライビングにNISMOらしさを与えている。操作とレスポンスの特性を特別にチューニングすることで、高速道路やワインディングロードでのフィードバックや、ドライバーの負荷を抑えた正確なセンタリング、コーナーでのリニアかつダイレクトなステアリングフィールを実現。

新開発のミシュランタイヤ215/45ZR18パイロットスポーツを搭載

また、セントラNISMO専用ホイールとタイヤの組み合わせが全体的なハンドリングパフォーマンスの向上に貢献。新開発されたミシュランのオールシーズン対応タイヤ215/45ZR18パイロットスポーツにNISMO専用18インチアルミ合金ホイールを組み合わせることで、新型セントラ SRターボよりも優れたコーナリング力とグリップレベルを実現した。18インチホイールおよびタイヤの搭載は、同車種では初となる。

また、ブリヂストンのサマータイヤPotenza RE-71Rもディーラーオプションとして提供する。

セントラNISMO 2017年モデルは、メキシコのアグアスカリエンテス工場で、エンジンは横浜工場で生産を行う。

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