国産車初!日産スカイライン2017年モデルにBOSEのパフォーマンスシリーズを搭載

日産 スカイライン 60th リミテッド

2017年に誕生60周年を迎える日産スカイラインの2017年モデルが11月7日に発表された。その最新モデルには、歴代スカイラインのサウンドシステムからさらに進化した新たなシステム“ボーズパフォーマンスシリーズ”が搭載*される。海外ではインフィニティ Q60やQ50への搭載も発表されたが、国内ではスカイラインが初搭載車となる。

*グレード別設定でボーズパフォーマンスシリーズのサウンドシステムが標準またはオプションで採用されている

日産 スカイライン 60th リミテッド

ボーズのパフォーマンスシリーズは、走りの性能と居住性の両面において優れた価値を備えるプレミアムパフォーマンスカーのために新たに開発したプロダクトライン。車内のどの席においても、高度にバランスのとれたサウンドが聴けるように音響設計を施している。

ボーズのオートモーティブ部門バイス・プレジデントのマーク・マンセル氏は「スカイラインのような走りの性能にこだわったクルマには、特別な感覚があります。イグニッションスイッチを入れたときや、コーナリングでのエンジン音の高揚感などです。ただクルマを動かしているだけではないのです。そして、そこに想像を超えるほどの特別な音質の音楽が加われば、興奮は一気に高まるはず。わたしたちはそう考えて、このパフォーマンス・シリーズを開発しました。スペックがどうこうという話ではありません。スピーカー数や出力ワット数といった数字上のゲームなら誰だって勝利できます。ボーズのパフォーマンス・シリーズでこだわったのは、どんな体験を提供できるかです」とコメントしている。

優れた音響性能をかなえるシステムアーキテクチャー

日産 スカイライン 60th リミテッド

パフォーマンスシリーズと名乗るプロダクトラインでは、高水準のハードウェア、ソフトウェア、インダストリアルデザインを駆使することを前提としている。

2017年モデルのスカイラインにおいては、オーディオ装備を重要視してボーズのプレミアムサウンドシステムを搭載してきた歴代のスカイラインをも凌ぐ、最高のサウンドシステムの実現を目指した。その結果、ボーズは従来よりもさらに高性能なコンポーネントを使った新しいシステムアーキテクチャーを開発し、日産との車両設計の初期段階からの共同開発のもと、16個のスピーカーを搭載したサウンドシステムをつくりあげた。

また、ビジュアルデザインにおいても、スカイラインのモダンで洗練されたインテリアとの融和を図り、スタイリッシュなポリッシュ仕上げのメタルグリルをフロントドアとミラーパッチのスピーカーに採用している。薄くて軽いメタルグリルは、音の伝播効率も高め、優れた音響性能を発揮する。

スカイライン専用設計パフォーマンスシリーズ サウンドシステムの特長

▼高性能コンポーネントの採用

左右ミラーパッチに、新開発の2.5cm高性能ネオジウムツイーターを搭載することで、高音域の音質が向上するとともに、より明瞭なサウンドイメージの再現が可能となった。また、リアドアにはこの2.5cm高性能ネオジウムツイーターと13cmのワイドレンジスピーカーのふたつを組み合わせた同軸スピーカーを採用。これはスカイライン専用に新規に設計したスピーカーで、後席でも明瞭な高音域と音の広がりを体感することが可能となる。

さらに低音再生には、フロントドア左右とリアデッキ中央に25.5cmのNdウーファーを採用し、前席と後席に独立したベースソースを確保した。これにより、従来の同等システムに比べて振動や音のひずみを軽減しながらも、すべての席において、パワフルかつバランスのとれた自然な低音域を再現する。

▼独自の信号処理技術を搭載

リアデッキ下にボーズの12チャンネル専用設計デジタルアンプを搭載。ボーズ独自の信号処理技術を駆使して最適なサウンドシステムを実現している。

・アドバンスト・ステージング・テクノロジー

ボーズ独自の信号処理技術であるアドバンスト・ステージング・テクノロジーを、イメージングスピーカーの役割を果たすキャビン前方に配置した8cmの中高音域Twidller(ツイドラー)と組み合わせることで、ヴォーカルや各楽器の音の輪郭をクリアに描き出すと同時に、正確な定位と豊かに広がる音場を再現する。実際の物理的な空間を超えてサウンドステージが目の前に広がり、まるでライブコンサートの特等席にいるような臨場感が得られる。なお、この中高音域Twidllerは、後部座席にもバランスよく音を響かせるために、リアデッキ左右にも配置している。

・Centerpoint 2 バーチャルサラウンド機能

ボーズ独自のアルゴリズムでステレオ音源を解析し、ヴォーカルと楽器音は前方のサウンドステージへ、残響音等はそれ以外のスピーカーへと最適に再分配。MP4、AACなどほとんどすべてのデジタル音源に対応し、つつみこまれるようなサラウンド体験ができる。

・AUDIOPILOT 2 走行ノイズ補償システム

走行中のバックグラウンドノイズによって掻き消されてしまいがちなオーディオ再生音を、自動補正するシステム。車内に設置したマイクロフォンがノイズレベルとオーディオ再生音を解析し、音量だけでなく楽曲の音バランスもリアルタイムで自動補正。安定したリスニング体験を提供する。

・アクティブ・サウンド・マネジメント

ボーズのサウンドシステムは、スカイラインの車室内エンジン音制御もサポートしている。オーディオスピーカーを利用することで車体の軽量化に貢献しながらエンジンのこもり音をキャンセルするアクティブ・ノイズ・コントロールと、より快適でスポーティーなドライビング・フィーリングを実現するアクティブ・サウンド・コントロールには、ボーズのテクノロジーが採用されている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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