SuperGT第3戦、MOTUL AUTECH GT-Rが今季初勝利

SuperGT第3戦、MOTUL AUTECH GT-Rが今季初勝利

SuperGT第3戦、MOTUL AUTECH GT-Rが今季初勝利

2009 AUTOBACS SUPER GT第3戦「FUJI GT 400km RACE」の決勝が、富士スピードウェイ(静岡県)で行われた。GT500クラスはNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が優勝。GT300クラスはNo.43 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が優勝を果たした。

【GT500】

優勝したNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、本山哲がポールポジションからスタート。接触アクシデント等があり、No.24 HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が2番手に上がり、9周目にはNo.1 本山をもとらえ、トップを奪う。

この周、No.24 デ・オリベイラとNo.1本山は、同時に1回目のピットイン。ピット作業はNo.1のほうが早くコースに復帰したが、この間にトップに立ったNo.36 ロッテラーは、29周目にピットイン。脇阪寿一に交代し、No.1 トレルイエの前でコースに復帰した。

2度目のピットインは、No.36 脇阪は58周目。次の周にはNo.1 トレルイエもピットイン。この2台ではNo.1の作業が10秒近く早く、No.1 本山がトップを奪い返すことに成功した。

一方、3番手につけていたNo.24は、中盤を過ぎるとペースが上がらなくなった。序盤の接触で順位を落としていたNo.8(ファーマン/伊沢拓也)が徐々に接近。69周目には、No.8 ファーマンがNo.24 デ・オリベイラをとらえ、3番手に復帰。これでトップ3は、予選順位と同じ、No.1、No.36、No.8の順に戻った。

その後、このトップ3に変動はなく最終ラップに突入。ここで、周回遅れに詰まったNo.1 本山にNo.36 ロッテラーが接近するが、No.1 本山はなんとかポジションを守りきってチェッカー。No.1 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は今季初入賞にして初優勝となった。本山自身にとっては通算11勝目で、立川祐路(No.38 ZENT CERUMO SC430)の最多勝記録に、再び並んだ。

【GT300】

ポールスタートは、No.43 ARTA Garaiya(高木真一)。2番手スタートだったNo.81 ダイシンアドバンFerrari(青木孝行)がスタート直後にパスするも、15周目のダンロップコーナーでNo.43がトップを奪い返すことに成功する。後方では、5番手スタートのNo.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝)が序盤に3番手までポジションアップしていた。

その後2度のピットインが行なわれた。No.81は2度とも4本のタイヤ交換をしたのに対し、No.81は1度目は無交換、2度目は2本、、No.7は2度とも無交換として、ピット作業時間を短縮する作戦に出た。しかし、ポジションは変わらず、GT500クラスのトップが88周を終えた時点でチェッカーフラッグが提示され、レース終了。優勝は、No.43 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)で今季初優勝。新田守男はGT300通算最多勝記録を、16勝に伸ばした。2位はNo.81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢)。3位のNo.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)は、これで開幕から3戦連続表彰台となった。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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