新型BMW Z4を発表

新型BMW Z4を発表

BMWは、ニューBMW Z4を、全国のBMW正規ディーラーで5月16日より販売を開始すると発表した。

第2世代となるニューBMW Z4は、プレミアム・オープン・モデルのセグメントにおいて、伝統的なロードスターのプロポーションを現代風にアレンジ、極めて洗練されたスタイルで、駆けぬける歓びを味わう事が可能。BMWロードスター初のリトラクタブル・ハードトップを開ければ、爽快なオープンエア・ドライビングを堪能でき、ハードトップを閉めればプレミアム・セグメントにおけるスポーツ・クーペ特有の快適なドライビングを堪能することができる。

なお、BMW Group Studio(東京都千代田区丸の内)にて、4月23日から5月18日まで、ニューBMW Z4を展示する予定となっている。

■ニューBMW Z4の主な特徴

・ロードスターの伝統的な特徴を現代の感性でデザインした正統かつ創造的なデザイン。

・BMWロードスター初のフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップの採用。

・BMW特有のスポーティー、そして、快適性の見事なハーモニー。

■メーカー希望小売価格(税込)

ニューBMW Z4 sDrive23i 5,230,000円

ニューBMW Z4 sDrive35i 6,950,000円

【デザインコンセプト】

ニューBMW Z4のエクステリアは、良く鍛えられえたアスリートをイメージしてデザイン。ロードスター固有の伝統的なデザインを踏襲しつつ、モダンで流れるようなデザインを取り入れている。長いエンジン・フード、ショート・オーバーハング、ロング・ホイールベース、および、リア・アクスルに近く低いシート・ポジションによって、プロポーションが特徴づけられている。フラットで筋肉質なリヤ・デザイン、ワイドなトレッドによって、力強さも兼ね備えている。ルーフを閉じると、クーペ・スタイルのラインとBMW特有のホフマイスター・キンクがエレガントなルックスをもたらし、ルーフを開けるとハードトップが完全にボディに収納され極めてエレガントなプレミアム・オープン・モデルとなる、ニューBMW Z4は、1台で全く異なる2つのスタイリングを、愉しむことが可能となる。

インテリアにおいても、スタイリッシュで高級感のあるロードスターらしさが漂うデザインを採用。ダッシュボードやセンター・コンソールのデザインが、スタイリッシュなロードスターらしい雰囲気を伝える。

【BMWロードスター初のフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップの採用】

ニューBMW Z4には、BMWのロードスターとしては初めてフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップを採用。軽量アルミニウム合金製のルーフは、電子油圧制御により、開閉は、わずか約20秒間で動作を完了。これにより、急な天候の変化にも十分に対応が可能で、オープンとクローズを容易に切り替えられる。センター・コンソールにあるスイッチで容易に操作可能な革新的なフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップは、デザイン性に優れているだけでなく、音響特性や空力特性にも効力を発揮。遮音性は先代のモデルに対して約50%改善、ルーフを閉じた状態での走行も快適。また、ハードトップの採用により、サイド・ウィンドウの面積は約40%、リヤ・ウィンドウは約50%、それぞれ拡大している。これにより、ルーフを閉じた状態でも全方向の視界が向上、安全性が高まると同時に、自然の光に満ちた広々とした室内空間が実現している。

【スポーティー、そして、快適性の見事なハーモニー】

スポーティーと快適性、この相反する2つのキャラクターを、ニューBMW Z4では見事に実現しています。ニューBMW Z4に標準装備されるダイナミック・ドライビング・コントロールにより、ギヤ・シフト特性、アクセル特性、ステアリング特性を変化させることが可能、「ノーマル」「スポーツ」「スポーツ・プラス」の3段階のモードによるドライビングを愉しめる。

「スポーツ」では、極めてダイレクトなステアリング特性になると同時に、アクセル・ペダルの操作に対する反応も素早くなり、よりスポーティーなドライビングとなる。また、オプションのアダプティブMサスペンションを装備することで、車高は10mm低くなり、ダンパーの伸び側と縮み側それぞれのセッティングが4輪で独立して調整。これにより、サスペンションのセッティングが最適化され、更なる快適性を得る事が可能となる。

ドライビングにおけるスポーティーと快適性のハーモニーのみならず、インテリアや装備面においても、洗練されたインテリア・デザインによってスポーティーさを感じさせる一方で、大型8.8インチ・コントロール・ディスプレイに表示される日本専用開発のHDDナビゲーション・システム、フルセグ対応の地上デジタル・チューナーを標準装備とし、快適なドライビングを提供。また、刻々と変化する状況に適切に対応することが可能なオープンエア・モード付きオートマチック・エア・コンディショナーは、ルーフが開いているとオープンエア・モードに切り替わり、車内の空調は、外気温、太陽光の強さ、車速によって自動で調整、快適なオープンエア・ドライビングをもたらすとしている。

【BMW EfficientDynamics(エフィシエント・ダイナミクス)】

より少ないエネルギーで、より高い性能を可能にするBMW EfficientDynamicsの概念を、ニューBMW Z4にも取り入れ、軽量構造、電動パワー・ステアリングを採用している。さらに、ニューBMW Z4 sDrive35iにおいては、権威あるエンジン・オブ・ザ・イヤーの大賞に2年連続で輝いた直列6気筒高精度ダイレクト・インジェクション・パラレル・ツイン・ターボ・エンジンを採用、噴射圧と応答性が高いピエゾ・インジェクターを点火プラグに近い位置に配置することにより、極めて正確かつ効率の高い燃焼が可能となった。このBMW EfficientDynamicsにより、従来の6気筒3Lモデルに比べ、出力が約18%向上しているものの、EUテスト・サイクルにおける燃費は同レベルと、燃費を抑えつつ、性能を向上させるという過酷な課題をクリアしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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