レースエンジン開発のノウハウでチューニング!「マーチ ボレロ A30」【話題の新型車を写真でチェック】
日産の関連会社であるオーテックジャパンの創立30周年記念車「マーチ ボレロ A30」が限定発売された。
「見てニッコリ、走ってニヤリの笑顔製造機。」をコンセプトに、「マーチ ボレロ」の可愛らしさを引き継ぎつつ、バンパー、オーバーフェンダー、アルミホイール、センター2本出しマフラーなどの専用品を装着することで、ダイナミックな存在感や特別感を演出した。
エンジンは「ノートNISMO S」のHR16DEをベースとし、オーテックのレースエンジン/高性能エンジン開発の技術やノウハウを活かしたスペシャルチューニングが施され、最高出力は150ps/7000rpm、最大トルクは160Nm/4800rpmを発揮する。トランスミッションは専用ギア比の5速MTを搭載した。
ワイドトレッド化および専用のサスペンションチューニングを受け止めるボディには、長年の特装車製造ノウハウを活かした補剛チューニングを施し、気持ちの良いハンドリングと上質な乗り心地を両立した。
このクルマの面白いところは、マーチらしからぬ走行性能のみならず、企画段階からユーザーが参加しているという点。オーテックジャパン創立30周年にあたり、何らかの記念車を製作・販売することは決まっていたのだが、同社の公式フェイスブックでユーザーからのアイデアや要望を聞きながら開発が進められたのだ。
オーテックファンと一緒になって作り上げた「マーチ ボレロ A30」は、限定30台のみの販売。すでに購入者も決定しており、残念ながらこれから購入することはできないが、どんなクルマか写真でチェックしてみてほしい。
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