スバル、年内にも中国販売店が100店に
スバル、年内にも中国販売店が100店に
スバルは、中国のスバル車ディーラーの拠点数が今年末までに当面の目標としてきた100店に達する見通しを明らかにした。
2004年に販売を開始した中国では、2月まで45ヶ月続けて前年実績を上回り、08年は前年比倍増の1万9,010台(106%増)を販売した。今年は新型レガシィを投入する計画もあり、販売網を整え新商品を投入することで増勢を持続させたい考えだ。
新車販売、サービス、部品などの部門要件を備えたスバルディーラー数は、現在85店。スバルは当初、10年までに中国での店舗数を100店に拡大する計画だったが、これを1年早く達成する見通しだ。
スバルは中国に生産拠点を持たず、日本と米国から輸出するため25%の完成車関税がかかっているが、現地では高級車として認知されており、08年にはフォレスターが新型車の投入で前年比164%増の1万4,398台を販売するなど、全体をけん引した。
今年は旗艦車種のレガシィを導入する。セダン主体の中国市場だけに、同車販売を昨年の2,317台(前年比16%減)から大幅に伸ばす計画で、スバル車の販売増とブランドイメージの向上につなげたいとしている。
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