【F1 モナコGP・ホンダレポート】5位アロンソ「我々はいい形で進化している」

【ホンダレースレポート】決勝/F1 モナコGP(2016)
【ホンダレースレポート】フリー走行/F1 モナコGP(2016)

F1モナコグランプリの決勝レースが5月29日、モナコ・モンテカルロ市街地コースで行われ、ルイス・ハミルトン選手(メルセデス)が優勝、2位にダニエル・リカルド選手(レッドブル)、3位にセルジオ・ペレス選手(フォース・インディア)が入った。

ホンダ勢では、フェルナンド・アロンソ選手が5位、ジェンソン・バトン選手が9位と両選手入賞を果たしている。

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▼ホンダレースレポート

【予選】モナコ・サーキット、5月28日(土)

【ホンダレースレポート】予選/F1 モナコGP(2016)
【ホンダレースレポート】予選/F1 モナコGP(2016)

予選において、フェルナンド・アロンソ選手は2戦連続のQ3進出を果たし、モナコGP決勝をトップ10以内のポジションからスタート。一方、ジェンソン・バトン選手の結果は13番手だった。

木曜日にフリー走行が始まって以来、チームはマシンのバランスの悪さに悩まされてきたが、午後の予選でも両ドライバーがバランスに完全に満足することはなかった。

しかし、決勝日は暴風雨の予報となっているためレースで順位を上げるチャンスに期待がかかる。

▼フェルナンド・アロンソ選手 予選結果

Q1 11番手 1分15.504秒(オプションタイヤ)

Q2 10番手 1分15.107秒(オプションタイヤ)

Q3 10番手 ※ 1分15.363秒(オプションタイヤ)

※キミ・ライコネン選手(Ferrari)が5グリッド降格ペナルティを受けるため、決勝は9番手からスタート

▼ジェンソン・バトン選手 予選結果

Q1 13番手 1分15.554秒(オプションタイヤ)

Q2 13番手 1分15.352秒(オプションタイヤ)

【決勝】モナコ・サーキット、5月29日(日)

【ホンダレースレポート】決勝/F1 モナコGP(2016)

決勝レースは、ウエットからドライコンディションへと変わる骨の折れるレースとなったが、アロンソ選手とバトン選手がそれぞれ5位および9位で完走し、マクラーレン・ホンダはダブル入賞を果たした。

大雨のためセーフティカーが先導する中、決勝がスタート。その後、コースが徐々に乾くにつれて、両ドライバーはその時々の状況を完ぺきに判断し、雨用タイヤのフルウエットからインターミディエイト、そして最終的にはドライ用のオプションへとタイヤ交換を行った。

▼フェルナンド・アロンソ選手コメント【レース結果:5位】

「ドライブと集中力という意味では、今日は非常に厳しいレースでした。セーフティカーが先導する中、レースがスタートしましたが、その時点では視界がほぼゼロでした。その後、インターミディエイトタイヤに交換しましたが、だれもレース前にこのタイヤを履いて走行したことがなかったので、全員にとって未知の世界でした。ドライタイヤに履き替えたあとも、乾いた路面は非常に狭いラインしかありませんでした。そのラインから0.5cm外れただけでも、クラッシュしてしまうのです。今日はミスが一切許されない状況でした。それでも今日は、我々にとっていい結果でした。両マシンがポイント圏内で完走したので、みんなそこそこ満足しているはずです。我々はいいかたちで進化していると思います。結果を見ればなにを達成しているのかは明らかですし、我々は正しい方向に進みつつあります。勝利や表彰台をかけて上位で戦うという最終的な目標にはまだ達していませんが、我々が進化を続けていることについては満足しています。」

▼ジェンソン・バトン選手コメント【レース結果:9位】

「レース序盤のウエットコンディションのときは、マシンをドライブするのがほぼ不可能であるような気がしました。リアタイヤがなかなか温まらず、ブレーキを踏むたびにリアホイールがロックし、少し恐かったです。インターミディエイトタイヤに交換するための1回目のピットストップについては、タイミングが難しかったのですが、いいタイミングでピットインできたのではないかと思います。タイヤ交換用のピットストップのタイミングに関しては、自分でもかなりいい判断ができていると感じています。ただ、ここのサーキットは全長が短いですし、ほかのドライバーもすぐに同様のタイヤ交換をしていたので、それほど違いを生み出すことはできませんでした。その後、私はパスカル・ウェーレイン選手(Manor)の後方で引っかかってしまい、彼のマシンを追い越すことはできませんでした。我々のピットストップは戦略面ではよかったと思いますが、その後、トラフィックに引っかかり、時間を少しロスする結果となりました。それでも今日はチームがピットストップに関していい判断をしてくれました。もしドライコンディションであれば、これほど多くのポイントを獲得することはできなかったでしょう。今日はまずまずの結果を出せてよかったです。」

決勝リザルト

(1)#44 L.ハミルトン/メルセデス

(2)#3 D.リカルド/レッドブル

(3)#11 S.ペレス/フォースインディア

(4)#5 S.ベッテル/フェラーリ

(5)#14 F.アロンソ/マクラーレン

(6)#27 N.ヒュルケンベルグ/フォースインディア

(7)#6 N.ロズベルグ/メルセデス

(8)#55 C.サインツJr./トロロッソ

(9)#22 J.バトン/マクラーレン

(10)#19 F.マッサ/ウイリアムズ

(11)#77 V.ボッタス/ウイリアムズ

(12)#21 E.グティエレス/ハース

(13)#8 R.グロージャン/ハース

(14)#94 P.ウェーレイン/マノー

(15)#88 R.ハリアント/マノー

(-)#9 M.エリクソン/ザウバー

(-)#12 F.ナッセ/ザウバー

(-)#33 M.フェルスタッペン/レッドブル

(-)#20 K.マグヌッセン/ルノー

(-)#26 D.クビアト/トロロッソ

(-)#7 K.ライコネン/フェラーリ

(-)#0 J.パーマー/ルノー

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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