日産は、2009年ジュネーブモーターショー(一般公開日:3月5日-15日)にコンセプトカー「インフィニティ エッセンス」と同「QAZANA(カザーナ)」を出展するほか、幅広い商品ラインアップと先進技術を展示する。
コンセプトカー「エッセンス」は、「インフニィティ」ブランドが1989年の北米での販売を開始から20周年を迎えるにあたり企画された高級スポーツクーペである。「インフィニティ」ブランドのアイコンである同車は、存在感ある情熱的なフォルムにより同ブランドの精神を表現するとともに、今後の同ブランドの方向性を提案するコンセプトカーである。
メカニズムは、440馬力を発生するツインターボチャージャーを搭載した3.7リッター「VQ37」ガソリンエンジンと、160馬力を発生する新開発3Dモーターを組み合わせたパラレル・ハイブリッドシステムを搭載する。また、日本の伝統美と艶やかさを表現するインフィニティのデザインの将来性を、高級スポーツクーペを通じて提案する。
「QAZANA (カザーナ)」は、新しい5ドア小型車のあり方を提案するニッサンブランドの小型クロスオーバーである。同車は斬新なデザインを特徴としており、大きなホイールアーチ形状により力強さと安定感と強調する一方、アッパーボディはスポーティなデザインとなる。また、全長4,060mm、全高 1,570mm、全幅 1,780mmのコンパクトなボディが、街中における運転のし易さを提供する。「カザーナ」は、「ムラーノ」や「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」で確立された日産の強力なクロスオーバー・ラインアップのイメージを力強く後押しするコンセプトカーである。
尚、「カザーナ」は2010年に商品化が計画されており、英国サンダーランド工場で生産予定である。
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