フェラーリは、2008年のF1コンストラクターズ・チャンピオンを獲得した。これを記念して、新型「スクーデリア・スパイダー16M」をムジェッロ・サーキットで開催した「フェラーリ・チャレンジ」の最終戦イベント「フィナーリ・モンディアーリ」で発表した。
スクーデリア・スパイダー16Mには、フェラーリが誇る8気筒ミッドリア・エンジンモデルの最先端テクノロジーが結集している。事実、フィオラノ・サーキットでのラップタイム計測では、跳ね馬を冠するオープントップ・ロードカーの中で最速であることを証明した。この刺激的な特別シリーズモデルは、エクスクルーシビティと究極のドライビングプレジャーを追求するエンスージアストのお客様向けに、限定499台が生産される。
スクーデリア・スパイダー16Mには、ブラックにグレーのトリムの入った標準タイプと、カロッツェリア・スカリエッティ・パーソナライゼーション・プログラムで選択可能なトリコロールという2つの新しいテーマカラーが用意される。また、リアグリルにはフェラーリの16度目となるコンストラクターズ・タイトルを記念して、スペシャルプレートが施される。さらにインテリアにおいては、ダッシュボード中央のエアベント上部に、特別限定車であることを示す"Serie Limitata”と記されたシルバーのプレートが配される。
そのほか、カーボンファイバー製アウターシェルを備えたロールバーや、特別の新世代オーディオシステムなども用意。このオーディオシステムは、ダッシュボード前面にiPodドックを取り付けることで、着脱可能なフェラーリカスタマイズモデルのiPod Touch 16GBとも接続することができます。
技術的な特徴としては、乾燥重量1,340kg(F430スパイダーより80kg軽量)、V8エンジンがもたらす510hp、2.6kg/hpのパワー・ウエイト・レシオなどが挙げられ、これらにより、0-100km/h加速が3.7秒、最高速度315km/hという驚異的な性能を実現する。
エンジン:形式90°V型8気筒自然吸気ミッドリア・エンジン
最大出力:375.4kW (510hp)/ 8,500rpm
最大トルク:470Nm (47.7kgm) / 5,250rpm
最大エンジン回転数:8,640rpm (リミッター作動)
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