2008/4/6 20:59
【フォーミュラ・ニッポン】第1戦は松田次生(LAWSON IMPUL)独走優勝
全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの開幕戦が4月6日、富士スピードウェイで行なわれ、松田次生(LAWSON IMPUL)がチャンピオンにふさわしい独走での優勝を飾った。
午後2時30分、気温は17℃、路面温度33℃というコンディションの中、約2万人の観客が見守る中スタート。好スタートを決めたのは予選2番手の伊沢拓也(ARTA)。ポールポジションの松田はクラッチミートに失敗し一瞬出遅れたが、1コーナーで若干オーバーラン気味になった伊沢をイン側から難なくオーバーテイク。トップのポジションを奪い返した。スタートでこれに続いたのは、予選5番手のロベルト・ストレイト(STONEMARKET)、予選6番手のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、予選8番手の横溝直輝(KONDO RACING)。さらに、ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)、ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)、本山哲(Team LeMans)と続いた。
レースは序盤から松田が逃げる展開となり、2番手伊沢との差はジワジワと開いた。結果、2番手以下に約35秒という大差をつけて優勝。松田はポールポジションポイントの1ポイントと合わせ、一挙に16ポイントを獲得した。
2位には、01年の最終戦以来、6年5カ月ぶりの表彰台獲得となった立川、ルーキーながらしぶとい走りを見せたストレイトが3位表彰台となった。4位にトレルイエ、5位にクインタレッリが入り、LAWSON IMPULとCERUMO/INGINGが上位を独占した。
次戦は、5月10、11日の日程で、鈴鹿サーキットで開催される予定。