2008/1/16 19:45
フォルクスワーゲン、【デトロイトMS】パサートCC発表
フォルクスワーゲンは、アメリカ デトロイトで開催されている北米自動車ショーで新型「パサートCC」を発表した。このまったく新しい4ドアクーペは、クーペでありながら4ドアという本来対照的な要素をひとつの車で実現している。
ボディデザインは、美しく流れる線を描いてる。そのルーフラインは、フロントウィンドウからリヤエンドまでに力強い半円を形作っている。75cm×112cmの大きさを持つパノラマガラスルーフは、開放感溢れる雰囲気を醸し出している。デザイナーが「トルネードライン」と呼ぶボディサイドのシャープなショルダーラインは、このクーペに特徴的なキャラクターを与えている。
このフォルクスワーゲン初となる4ドアクーペ「パサートCC」。技術的ベースは、もちろんパサート。最新の直噴ガソリンエンジン(1.8L TSI 118kW/160PS、2.0L TSI-147kW/200PS、3.6L FSI-220kW/300PS)と、欧州向けにはEuro5対応の2.0L TDIエンジンが用意される。最新技術としては、車両が斜線を逸脱しないようにシステムがステアリング操作を助ける「レーンアシスト」を採用。また、電子制御シャシーコントロールシステムDDC(Dynamic Drive Control)がダンピング力を常時自動制御し、スポーティな走りと上級サルーンの快適性能を見事に融合させている。さらには、シート面の空調機能を持つ、クライメートシートも設定されている。
「パサートCC」は、ドイツ エムデン工場で生産され、第2四半期に欧州市場で発売となる。続いて第4四半期以降に、その他の主要市場であるアメリカ、カナダ、日本において発売予定となっている。