2007/11/16 15:16
フォルクスワーゲン、ゼロエミッションカー世界初公開【LAオートショー】
フォルクスワーゲンは、ロサンゼルス オートショー(11月14日〜25日)において、space up! blueを世界初公開した。この車は伝説的なサンババスを連想させるスタイルを持つコンパクトなバンで、ゼロエミッションを達成したフォルクスワーゲンの自信作。space up! blueには、世界初の高温型燃料電池と12個のリチウムイオンバッテリーが搭載。space up! blueを、バッテリーのみを使用し電気モーター(45kW/61PS)で走らせた場合、シティユースに十分な65マイル(約105km)の連続走行が可能です。未来の自動車社会において、このゼロエミッションの4シーター フォルクスワーゲンは、通勤、通学、レジャー、ショッピングなどで、あらゆる人々にお使いいただける理想的な車となる。
エネルギーは、電源コンセントから、あるいはフォルクスワーゲンの高温型燃料電池によって「補給」。燃料電池を使用した場合、走行距離はさらに155マイル(約249km)延長。これによって1回の「エネルギーチャージ」で、最大220マイル(約354km)走行することが可能である。加えて、このマイクロバンは「太陽」エネルギーも活用。ルーフには、大型のソーラーパネルが取り付けられており、このパネルで、最大150ワットの電力をバッテリーに供給する。