autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 【スーパーフォーミュラ 開幕戦】トヨタ勢最上位はタイヤ無交換の国本が2位!

自動車ニュース 2016/4/25 12:54

【スーパーフォーミュラ 開幕戦】トヨタ勢最上位はタイヤ無交換の国本が2位!

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2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦が4月23日(土)、24日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。予選で2番手グリッドを獲得した国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がポジションを守り切っての2位表彰台を獲得。10番手スタートのジェームス・ロシター(KONDO RACING)が6位、9番手スタートのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が7位へと追い上げてポイント圏内でフィニッシュした。

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スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)
国本 雄資選手/スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)

国本は「何とか2位でフィニッシュすることが出来てとても嬉しい。スタートから狙っていったが、山本選手が速く、徐々に離されてしまった。しかし、その中でミス無くペースをコントロールしながらプッシュしていった。後方からストフェル(バンドーン)選手が来ているのは分かっていたが、タイムは同じくらいだったし、大きなミスがなければ抜かれることはないと思っていた。しかし、限界ギリギリでの走りを続けなくてはならない、非常にタフなレースだった。タイヤは未知数だったが、結果的に無交換で走り切ることが出来た。こうして2位に入れるクルマを用意してくれたチームに感謝している。次戦も優勝目指してしっかり走りたい」とコメントした。

予選

スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)

23日(土)午前中のフリー走行では2年目を迎えた小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)と国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が好タイムをマーク。しかし、このセッションでは上位10台が0.5秒以内に入っており、今季も僅差での予選となることを予感させた。

空には雲がかかっていたものの、時折日も差す、過ごしやすい気候の下で14時にノックアウト方式の予選Q1が開始されると、セッション開始と同時に各車アタックを開始。スタート後4分でアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がコースオフを喫するもそのまま走行は続行。

全車一旦アタックを終えたあとピットで待機し、残り6分半で再度コースへ。しかし、全車がアタックに入り始めた残り2分というところで、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がスピンしコースアウト。グラベルで車両を停めてしまい、セッションは赤旗中断。

残り3分でセッションが再開されると、各車一発アタックに出たが、今度はウィリアム・ブラー(KONDO RACING)がスピン。このブラーのスピンによる黄旗で、その区間を走行していた車両のタイムが抹消に。その影響で、ディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が15番手となりまさかのQ1敗退。中山 雄一(KCMG)が16番手、オリベイラ、ブラーが17,18番手でQ2進出を逃すこととなった。

スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)

予定よりも10分遅れて14時40分に予選Q2(7分間)が開始。各車がアタックに入り、数台がタイムをマークしたところで、スプーンコーナーで中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がスピン。コース脇に停止し、またも赤旗に。

残り3分でセッションは再開され、Q3への生き残りを懸けたアタックが繰り広げられたが、最後の最後に逆転される形でロッテラーが9番手に落ち、無念のQ2敗退。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が10番手、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が13番手、中嶋が14番手でグリッド確定。トヨタ勢はチャンピオン経験者など有力ドライバーが揃ってQ3進出を逃すという大波乱の結果となってしまった。

Q3(7分間)は15時8分に開始。各車がアタックラップに入ると、トヨタ勢では唯一のルーキードライバーながらQ3進出を果たした関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が最初に1分37秒台に入れトップに立つが、その直後、国本がこれを上回るタイムをマーク。国本にとって2013年のJAFグランプリ以来、シリーズ戦では初のポールポジション獲得なるかと思われたが、最後の最後に惜しくも逆転を許し、それでも2番手グリッドを獲得。最前列から決勝レースに臨むこととなった。

関口もデビュー戦で3番手グリッドと好位置につけた。Q3に進出した小林は8番手となった。

決勝

スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)

予選後から夜にかけて雨が降ったものの、決勝レースが行われる24日は朝から晴れ、路面は完全にドライに。スーパーフォーミュラの決勝レース前は空に雲がかかり、やや涼しい気温24度/路面温度34度というコンディションでスタートを迎えた。

15時15分にフォーメーションラップが開始され、43周の決勝レースがスタート。最前列2番手の国本はポジションキープも、3番手の関口はやや出遅れ、4位に後退。加えて関口は、フォーメーションラップ開始時エンジンストールした際の対応で、スタート手順違反として10秒ストップのペナルティを科され、上位争いから脱落してしまった。

10位を走行していた小林は18周終了時点でピットへ向かったが、右リアタイヤのホイールナットが完全に締まっておらずスローダウン。何とか1周走り切るも、シケイン付近でついに右リアホイールが脱落。ピットへ戻り、タイヤを装着してコースへ戻ったが、最後尾へと後退を余儀なくされた。

スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿(2016)

トヨタ勢最上位で孤軍奮闘を続ける国本は、首位には届かないものの、後続との差をコントロールし、2位をキープし続けた。33周目を終えたところで、最後に国本がピットイン。国本は上位を争うライバル同様にタイヤ無交換・給油のみとし、2位のポジションを守ったままコースに復帰。

全車がピットを終えた時点でトヨタ勢では国本が2位、追い上げたロッテラーが6位、ロシターが7位。17番手スタートのオリベイラは早めのピット作戦でハイペースの周回を続け、10位までポジションアップ。石浦がそのすぐ後方11位で続き、終盤にはこの2台が前を行く2台を追っての8位争いを繰り広げ、観客を沸かせた。

国本は2位でチェッカー。シリーズ戦での自己最高位タイ、2014年の第5戦オートポリス以来となる2度目の2位フィニッシュを果たし、トヨタ勢が苦戦を強いられた開幕戦で表彰台を獲得した。

終盤ロッテラーを逆転したロシターが6位、ロッテラーは苦しみながらも7位を守ってフィニッシュし、ポイントを獲得した。オリベイラと石浦は終盤の追い上げ叶わず、10位、11位に終わった。

リザルト

(1)#16 山本 尚貴(TEAM 無限)

(2)#2 国本 雄資 (P.MU/CERUMO・INGING)

(3)#41 ストフェル・バンドーン (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

(4)#34 小暮 卓史 (DRAGO CORSE)

(5)#10 塚越 広大 (REAL RACING)

(6)#3 ジェームス・ロシター (KONDO RACING)

(7)#36 アンドレ・ロッテラー (VANTELIN TEAM TOM’S)

(8)#65 ベルトラン・バゲット (NAKAJIMA RACING)

(9)#40 野尻 智紀 (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

(10)#19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

(11)#1 石浦 宏明 (P.MU/CERUMO・INGING)

(12)#37 中嶋 一貴 (VANTELIN TEAM TOM’S)

(13)#18 中山 雄 (一KCMG 43)

(14)#20 関口 雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

(15)#4 ウィリアム・ブラー (KONDO RACING)

(16)#8 小林 可夢偉 (SUNOCO TEAM LEMANS)

(-)#11 伊沢 拓也 (REAL RACING)

(-)#64 中嶋 大祐 (NAKAJIMA RACING)

(-)#7 ナレイン・カーティケヤン (SUNOCO TEAM LEMANS)

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