2007/10/24 19:39
スバル、新型インプレッサ WRX STIを発売
スバルは、インプレッサに、スポーツモデル「新型インプレッサ WRX STI」を追加設定した。
歴代モデルが追求してきた「意のままに操る愉しさ」というドライバーズカーの本質をさらに進化させるため、デザイン、エンジン、シャシー、ボディなど、すべての性能、機能を一新。水平対向エンジンを核とする「Symmetrical AWD(シンメトリカルAWD)」の素性を活かし、「操る悦び」「所有する悦び」をともに満たす、スバルが提案する新しいAWDスポーツモデルである。
専用開発のエンジンやサスペンションをはじめ、マルチモードDCCD、マルチモードVDCなど、独自のメカニズムを随所に採用。新型インプレッサで提案したSIシャシーをコンセプトとする「5ドアパッケージ」が持つ走りのポテンシャルを最大限に引き出し、卓越した走行性能と、ドライバーの意思に忠実で質感の高い走りを実現した。また、機能と美しさを融合した存在感のあるワイドボディのデザインや上質感とスポーティさを演出した室内空間など、内外装の洗練度を高めた。さらに、「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」を目指すスバルのスポーツモデルにふさわしく、優れた環境性、安全性、快適性を高度にバランスさせた。
WRX STIは、1994年、スバルのモータースポーツ専門会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)が、初代WRXをベースに、エンジンやサスペンションなどにファインチューニングを施したモデルとして発売。以来、優れた走行性能を持つ本格的ロードスポーツモデルとして支持されてきた。また、そのポテンシャルは、量産車をベースに競われるWRC(世界ラリー選手権)においても実証され、1995年から3年連続してマニュファクチャラーズ部門の年間タイトルを獲得している。
なお、スバルでは、2008年1月1日取得を目指して、新型「WRX STI」をFIA(国際自動車連盟)のグループNホモロゲーション(公認)に申請することを決定した。
今回、新型「WRX STI」の投入により、2007年6月に発売したインプレッサ「15S」、「20S」、「S-GT」と合わせ「新型インプレッサシリーズ」として完成。いずれも「快適・信頼の新しい走り」を実現しながら、各々の個性を活かした乗り味を備えることで、新型インプレッサの世界観をさらに広げるものである。
東京モーターショー 2007 開幕!【スバル】