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業界ニュース・自動車ニュース 2007/9/30 19:18

【F1 第15戦】 日本GP決勝コメント:レッドブル


第15戦日本GPの決勝レースで、レッドブルは、デイビッド・クルサードが4位入賞。高位置につけていたマーク・ウェバーは、レース中盤、後から衝突されるというアクシデントによりリタイア、表彰台のチャンスを逃がした。

■コメント
デイビッド・クルサード (4位)
「本当にとても難しいレースだった。レーシングドライバーというのはクレイジーだね。一方では怖がっている自分がいるのに、もう一方では、心の底から楽しんでいる自分がいるんだ。たとえストレートでも、常に綱渡りの状態だったからね。ポイントが獲得できてハッピーだが、マークがすばらしいポイント獲得のチャンスを逃してしまったのは、チームにとって非常に残念だった。レースが終わってうれしいよ。でも、本当に楽しかった」


マーク・ウェバー (リタイア)
「全くひどい終わり方だった。今日は本当に好調で、初めてルイスにチャレンジすることができた。ぼくたちは強かった。トリッキーなコンディションで、クルマはアクアプレーニングを起こしていたし、視界も悪かったが、ぼくはミスを犯すこともなかった。フェルナンドのクラッシュで2回目のセイフティカー導入となり、また、多くのクルマが数珠つなぎ状態になった。それが良くなかった。レースの最後まで走り続けたかったよ。1回目のセイフティカー導入時も、ぼくの後ろにいたヴェッテルは少しワイルドだったが、その後の2回目のセイフティカーの時には後方からぼくに突っ込んできた。今日は、彼にとっては良い経験になったと思うよ」


クリスチャン・ホーナー
「F1では様々な感情に直面する。マークは素晴らしいレースを展開していた。今朝、彼は食あたりで苦しんでいて、最初のペースカーピリオドの時にはクルマの中で嘔吐してしまったほどだった。だが、オージーらしく、彼はプッシュし続けていた。今日の彼はレースに優勝してもおかしくないスピードだった。もちろん、ペースカーの後ろでの出来事は残念だったが、今日のような日は何が起きてもおかしくない。デイビッドは豊富な経験を生かし、最後までコンペティティブなレースを戦った。4位フィニッシュというのは、いつもならば我々にとっては最高の結果だが、今日の状況なら2台揃ってポイントを獲得し、チームのコンストラクターズ・チャンピオンシップの順位が上昇してもおかしくなかったので、悔しい思いは残る」


ファブリス・ロム
ルノー プリンシパル・エンジニア

「予想通り、今日のクルマのパッケージは強力なものに仕上がっており、多くのポイント獲得のチャンスがあった。クルマも、エンジンも強力だったし、ふたりのドライバーのパフォーマンスも良かった。11ポイント獲得できる可能性があり、もしそうなれば、ウィリアムズを抜くことができた。残念ながら、マークがヴェッテルにセイフティカー導入時にヒットされ、チャンピオンシップ争いの重要なチャンスを逃してしまった。デイビッドは素晴らしい結果で5ポイントを獲得しているが、もっと上が目指せたので、チームとしては歯がゆい思いだ」

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