2007/9/6 18:27
プジョー、第62回フランクフルト・モーターショー概要
「プジョー 308」
プジョーは、第62回フランクフルト・モーターショーにおいて、上質の自然素材、アクアリウム、豊富な植物で飾られたリラックスできる雰囲気の特設ブースを構え、ドイツ国内で市販されている27車種のモデルに加え、1台のハイブリッド車と5台のコンセプトカーを展示する。そのうち3台が、ワールド・プレミアとなる「プジョー308」をベースとしており、プジョースタッフすべての創造性が結集された内容となっている。
■ 「プジョー308」ワールドプレミア ドイツ自動車業界にとっての大イベント、フランクフルト・モーターショーで「プジョー308」はワールドプレミアムとなる。そこでは3台のコンセプトカーに並んで、3ドアおよび5ドアの量産モデルも6台展示される。
プジョー初の第8世代モデルとなる「プジョー308」は、307ハッチバックの長所をすべて受け継ぐことを目標として開発された。300万台以上を販売した先代モデルの長所を最大限に生かすだけでなく、そのひとつひとつの特質を大幅に向上させることで、「308」は更なる進化を遂げた。ゆったりとした車内空間、インテリアデザイン、そしてダイナミズムはこの新型ハッチバックの魅力をさらに高める特長となっている。
「308」のスタイリングは、クオリティ、耐久性、優越性など、スタイルによって触発されるポジティブな印象を更に強化している。デザインと製造に関わるすべての要素、および知覚品質や利用品質において「308」をベンチマークとする品質目標を達成する計画のもと厳しく行われてきた。実際に、「308」の完成度は、上級セグメントに匹敵するほどである。
また、温室効果ガス削減に対するプジョーの取り組みを実証しており、同車の型式認証では、その環境効率が非常に良く示されている。
■ 308をベースとした2台のコンセプト・カー、「308RCZ」、「308SWプロローグ」 「308シリーズ」のボディ形状については、既に企画され、開発中である。しかし、一方で、未だ制作されておらず、クルマづくりに情熱を傾けるデザイナーやエンジニアのイマジネーションの段階にとどまっているものもある。
こうしたイマジネーションは、時にコンセプトカーという形で実現する。その一例が「308RCZ」である。このコンセプトカーは、その軽量構造、高効率、および環境への配慮により、力強い感情とエモーションをかき立て、純粋な意味で運転する喜びを具現化する。
■ 207SWアウトドアおよび207SW RCがワールドプレミア 「207SW」は、日本に先駆け2007年7月、フランスおよび主要欧州市場で発売されている。昨今、レジャー嗜好の高まりとマルチタスクなクルマへのニーズから、SUVやMPV、そしてクロスオーバー車といった従来型ではないボディ形状のクルマが次々と生まれ、機能的、かつ実用的で、個性的なクルマへの期待がさらに大きくなってきている。