2007/9/5 21:38
フォルクスワーゲン、フランクフルトモーターショー展示内容発表
Tiguan
フォルクスワーゲンは、第62回 IAA フランクフルト国際モーターショーで、世界初公開モデル8車種を展示する。11日の記者発表では、フォルクスワーゲンAG取締役会会長のDr.マルティン ヴィンターコルンが、世界初公開となるコンパクトSUV「Tiguan」(発音:ティグアン)の発表を行なうほか、これからの時代のスモールカーの新しい提案と考えるコンセプトカーを公開する。
【世界初公開モデル:Tiguan】
「3 cars in 1」コンセプトによって大成功した高級SUVトゥアレグの弟分ともいえる、コンパクトSUV「Tiguan」のプロダクションモデルがワールドデビューする。低燃費とドライビングファンを両立した3つの直噴過給エンジンTSI(110kW, 125kW, 147kW)と、ユーロ5排ガス規制に対応する2つの新開発コモンレール式TDIエンジン(103kW, 125kW)を搭載し、ストリートからラフロードまでステージを選ばないパワフルな走りを実現する。
【コンセプトカー】
今年のIAAのオフィシャルモットー「see what’s driving tomorrow」に応えた、フォルクスワーゲンからの全く新しいシティコミューターの提案。この柔軟性に富み、使い勝手に優れたスタディの心臓部は、かつてビートルが搭載していたフラット4と同じ場所で鼓動しています(リヤエンジン)。
【世界初公開:ゴルフBlueMotion】
フォルクスワーゲンの最も低燃費で二酸化炭素排出量の少ないモデルに対して冠されるのがBlueMotionの称号。現在販売中のポロ ブルーモーション、パサート・パサート ヴァリアント ブルーモーションに続く4モデル目が、ゴルフに登場する。77kW/250NmのパワフルなTDIエンジンを搭載する同モデルは、100km走行あたり4.5リッター(22.22km/L)の低燃費を誇り、二酸化炭素排出量も119g/kmに抑えられました。この結果1タンク(55リッター)での走行距離は実に1,200kmにも及ぶ一方、空気抵抗が抑えられたボディ(0.32→0.30)によって最高速度は190kmまで向上。今回のIAAではゴルフ ブルーモーション以外にも、5つの新型ブルーモーションモデルを発表するとしている。