2007/7/2 13:49
【F1 第8戦】 ホンダ、今シーズン初ポイント獲得
第8戦フランスGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンが8位入賞を果たし、今シーズン初ポイントを獲得。ルーベンス・バリチェロは11位完走だった。
■コメント
ジェンソン・バトン (8位) 「今日のレースは楽しかった。僕たちの新しいマシンが大きく進歩していることを示すことができた。マシンはすばらしく、プッシュできる自信を僕に与えてくれた。ライバルたちと比較しても、僕のファステストラップには大満足だ。このタイムは、レースペースが上がっていることを示している。ただ、予選でのペースを改善するために、するべきことはまだたくさんある。予選で上位につくことができれば、ポイント獲得に向けてもっとコンペティティブなレースができるだろう。チームのみんなのおかげで、問題なくピットストップをこなし、ミスのないレースができた。だからこそ、戦略を最大限に生かすことができたんだ。いい週末だった。来週のイギリスGPが楽しみだ」
ルーベンス・バリチェロ (11位) 「最初のスティントでは非常に多くの燃料を積んでいて、ペースも上がらず、タイヤが傷むのではないかと気になっていた。あとになってペースが上がりはじめたが、残念なことにポジションを上げるにはちょっと遅すぎた。問題の原因を探らなければならないけれど、マシンの性能が上がっていることは間違いないし、そのことが前に進む励みとなっている。このまま集中して、さらなる進歩のために懸命に取り組んでいかなければならない」
ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター 「ジェンソンはすばらしいレース運びを見せ、最新のアップデートは、私たちのレースペースの進歩を証明してくれた。ルーベンスはブレーキに違和感があったようで攻めの走りができず、燃料の軽いほかのマシンを後ろに従えることになってしまった。1ポイントは小さいが、それでもこれまでの努力が報われた」