autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 【F1 第6戦】 ラルフ・シューマッハが8位入賞

自動車ニュース 2007/6/11 14:10

【F1 第6戦】 ラルフ・シューマッハが8位入賞


第6戦カナダGP決勝レースで、トヨタは、ラルフ・シューマッハが8位入賞。ヤルノ・トゥルーリは無念のリタイア。


■コメント
ラルフ・シューマッハ (8位)

「私にとっては今回も厳しいレースウィークだった。もちろん18番手というグリッドからポイント獲得を果たせたことは良いことだ。誰もこの結果は期待していなかったのは確かだが、レースは大波乱の展開だった。今日我々は、後方グリッドポジション故に燃料を多く積み、重い状態で最初の給油ピットインまで臨んだ。“TF107”の状態は、それほど悪くなく、前車に追いつくことは出来たが、直線でのスピードが不足しており、
シケイン進入で追い越しを行うのは困難だった。レース終盤、佐藤琢磨(スーパーアグリF1)に追い抜かれたが、この時、彼はハード、私はソフトタイヤを履いていた。今日の状況ではソフトタイヤの方が劣っていたのは明らかだったが、競技規則のために私はソフトタイヤで走らざるを得なかった。我々の前には多くの課題が待っているが、少なくとも我々は今日ポイントを獲得出来た」



ヤルノ・トゥルーリ (リタイア)
「非常に過酷なレースとなってしまった。スタートはまずまずだったが、グリップが不足しており、特に、周回を重ねて、給油ピットインする直前までペースを維持することが出来なかった。最初のセーフティカー導入時にピットインを行い、新しいタイヤに交換した後、後部にR.クビサ(BMWザウバー)が接触してきて、彼はクラッシュを喫した。私は自分のラインから動いたわけではないが、彼が回転してクラッシュしたのを見て非常に心配していた。共にF1を戦う仲間があのような大クラッシュを喫し、後部から接触されれば、あまり気分の良いものではない。その時点では私は多くのことを考えていたが、彼が大事に至らなかったと聞き、一日も早く戻って来ることを望んでいる。この接触で私はパンクを喫し、再びピットインを強いられたが、その後どのポジションにいるのか確実なところは分からなかった。予想していなかった最後のピットインを行うことになり、最後尾でコースに戻ることになったため、前走車に追いつくためにハードに攻め過ぎてしまい、フェンスにクラッシュしてしまった。しかし、今日のような一日においては、レース自体は重要ではない」


新居章年
技術コーディネーション担当ディレクター

「荒れたレースだったが、ラルフ・シューマッハが18番手グリッドからポイントを獲得してくれたことは非常に嬉しい。しかし、全体としてはラルフ・シューマッハもヤルノ・トゥルーリもグリップが不足しており、本来の力を出せなかったことは残念だ。次週のアメリカGPまで時間は無いが、出来ることを尽くし、しっかりとパフォーマンスを引き出したい」


冨田務
TMG会長 兼 チーム代表

「明らかに今年最も荒れたグランプリだった。クラッシュとセーフティカー導入がレースの流れを支配した。我々はセーフティカーを戦略に利用したが、2台の“TF107”は、全く異なる結果に終わった。18番手グリッドからスタートしたということを考えれば、ラルフ・シューマッハは素晴らしい仕事をしてくれたと言える。彼はフルに積んだ燃料で非常に重い状態ながら、レースの最初の給油まで、タイヤをセーブする走りを見せてくれた。レース終盤には、若干順位を失ったものの、セーフティカー導入を利用してポジションを上げていった。多くのライバル同様に、ソフトタイヤを最後の走行に用いたため、ペースを維持するのに苦しんだ。ヤルノ・トゥルーリは序盤戦からグリップ不足の問題を抱えており、その後、R.クビサが後部から接触したためにパンクを喫してしまった。結局、物事はヤルノ・トゥルーリのために上手く運ばなかった。明らかにこの週末、我々は最高のパフォーマンスを見せられたとは言えず、やらねばならないことがある。しかし、金曜日に見舞われたサスペンションの問題を解析し、今日は機械的なトラブルには見舞われなかったことには満足している。ポイント獲得は、チームを去る私にとって良いプレゼントであり、チームの将来と成功、そして幸運を祈っている。富士スピードウェイで再会しましょう」


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