2007/5/28 18:03
【F1 第5戦】 ホンダ、「正しい方向に向かってプッシュするのみ」
第5戦モナコGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは10位、ジェンソン・バトンは11位で完走した。
■コメント
ルーベンス・バリチェロ (10位) 「今日はポイントが取れると思っていたので、そのチャンスがめぐってこないまま、10位となったことにはがっかりだ。最初のピットストップ後、(アレキサンダー)ブルツに行く手を阻まれて、どうしようもなかった。僕の方が彼よりも速かったから、もし前に出られていれば、さらに前の集団に近づいてポイント獲得の可能性も広がったと思う。でも実際は追い越しは無理だった。全体的にみればこれまでより、いい週末だった。今はただ、正しい方向に向かってプッシュするのみだ。次戦のカナダはもっといいレースになることを期待したい」
ジェンソン・バトン (11位) 「今日は厳しいレースだった。3回のスティントともトラフィックにつかまって、全くクリアランが取れず、せっかくの戦略を生かすことができなかった。でもこの週末でわかったように、僕たちは希望の光が見えてきている。この残念な結果にくじけず、今の仕事に集中して、さらに前進しなくてはならない」
ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター 「昨日の予選で9番手と10番手という結果を残せたため、今日はポイント獲得を期待していた。ルーベンスはいいスタートを切り、最初の数コーナーでいくつか順位を上げた。それ以降は、2人ともポジションを維持しながら最初のピットストップを乗り切った。しかし、その後レースペースが上がらず、ポイントに届かなかった。私たちは明らかに前進していて、ポイント圏内までもう一歩のところまで来ている。このあとの北米ラウンドまでテストはないが、マシンは改良を予定している。今後も目の前のライバルとのギャップを縮めるよう努力を続ける」