2007/3/19 09:01
【F1 開幕戦】 ルノー、フィジケラ5位入賞も厳しい戦いの幕開け
INGルノーF1チームは、新たな挑戦の年となる2007年の開幕戦オーストラリアのレースを我慢のレースで乗りきった。ジャンカルロ・フィジケラは5位、新人のヘイキ・コバライネンは10位でフィニッシュした。
■ジャンカルロ・フィジケラ (5位) 「レース結果は、我々の予想より状況が厳しいことを示している。上位チームと同じペースでは走れないことはわかっていたが、そこそこのポジションにはいけると思っていた。けれど、今はまだまだ沢山やらなければならないことがある、ということがわかった。個人的には、今日の結果は、クルマの状況を考えると最高の結果だと思うが、実はスタートからずっとマシンのグリップと格闘していた。マシンのハンドリングは良く信頼性も高かったが、上位に並んだほかのチームも状況は一緒だった。次のレースから彼らに追いつけるように期待している。」
■ヘイキ・コバライネン (10位) 「このレースは私のグランプリレースデビューだったが、ほとんど覚えていない。いいレースではなかったから。たくさんのミスをしたし、レース中順位を上げられると期待していたものの、自身のパフォーマンスを十分コントロールできていなかった。スタートからずっとマシンにてこずっていて、後続車を抑えるのにも苦労した。次のレースは、これ以上悪くはならないと思う。前向きに、仕事に一生懸命取り組み、そしてマレーシアでは良いレースウィークエンドにできるよう努力する。10日後のマレーシア、セパンサーキットでのテストでは、3日間ともドライブすることになっている。このサーキットを覚えるのに良い機会だし、その後のセパンでのレースへ向けた良いスタートが切れる。デビュー2戦目となる次戦マレーシアの目標は、全てにおいてレベルを上げていくことだ。」
■フラビオ・ブリアトーレ 「今日のレースは、我々が再び勝てるようになるには、まだまだたくさんするべきことがあるということを教えてくれた。すべてにおいて、ライバルに遅れをとっていた。ジャンカルロは、レース終盤にポジションを守るため激しくプッシュした。よくやってくれた。ヘイキにとっては、大変な初レースだった。しかし、我々はすべてにおいてもっと上を目指し、良い結果を掴むためにするべきことがたくさんある。」