2007/2/5 22:00
三菱、2007ジュネーブモーターショーで欧州向け『アウトランダー』を発表
三菱は、2007年3月6日から18日、スイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される第77回ジュネーブ国際自動車ショーで、オンロードSUV『アウトランダー』の欧州仕様を発表するとともに、次世代高性能4WDスポーツセダンのコンセプトカー『Prototype-X』(プロトタイプ-エックス)(参考出品)を出品する。
今回、欧州で発表するオンロードSUV『アウトランダー』は、衝突安全性や剛性を高めた新世代プラットフォーム、低燃費・高性能エンジン、電子制御4WDなどにより、気持ち良く、意のままに走ることのできる "胸のすく走り" と、上下開閉式テールゲートなど、使う歓びに満ちたユーティリティや優れた居住性・実用性を兼ね備えた新感覚のSUVとして、2005年10月に日本で、更に2006年には北米市場、中国市場で発売しており、今回、欧州市場に投入することで、世界の主要な自動車マーケットで販売されることになる。なお、欧州向け『アウトランダー』は、欧州の市場ニーズに合わせ、新たに2Lディーゼルターボ、2.2Lのディーゼルエンジンをラインアップする。
また、『Prototype-X』は、2007年1月に米国 デトロイトで開催されたデトロイトモーターショーに出品されたコンセプトカーであり、2007年度に発売を予定している新型『ランサーエボリューション』に向けてのスタディーとして、4WDを核とした車両運動統合制御「S-AWC」*1に加え、新開発のアルミブロックのMIVEC*2ターボエンジン、高性能の6速自動マニュアルトランスミッションなど、"走る歓び" を具現化したモデルである。
なお、いまを遡ること90年前の1917年より、当時の三菱造船株式会社でわが国初の量産乗用車である『三菱A型』の生産が始まった。今年はその90周年にあたり、ジュネーブモーターショーでは、その『三菱A型』(レプリカモデル)も展示される。