2007/1/12 15:39
プジョー、ル・マン参戦計画
2005年を最後にWRCから撤退したプジョーだが、2007年に世界最高峰のレースに復帰する。
プジョーのル・マン参戦計画は、2005年6月14日に発表された。しかし、実際にこのプロジェクトがスタートしたのは、2005年11月にWRCの年間スケジュールがすべて終了してからだった。以来、プジョー・スポールはチームを再編し、2006年6月にV12 HDi FAPエンジンのモックアップを完成、9月にはパリ・モーターショーにおいて908のモックアップを出品。そして、開発テストを直前に控える908の公開となった。
今年のメインレースは、言うまでもなくル・マン24時間耐久レース。このレースでプジョーは、92年と93年に計2度の優勝を経験している。だが2007年は、2008年に優勝することを視野に入れながら、人と車双方にとっての「慣らし」期間となるだろう。加えてプジョーは、全6戦で争われるル・マン・シリーズにも、ル・マン24時間と同じ2台体制で参戦する計画である。