2006/12/13 20:05
日産、ティアナが「オートカラーアウォード2007」グランプリを受賞
自動車のカラーデザインに焦点を当てた顕彰制度、第9回「オートカラーアウォード2007」(主催: 財団法人 日本ファッション協会 流行色情報センター/JAFCA)の発表が12月7日に行われ、日産のセダン「ティアナ」(外装色:ミスティグリーン、内装色:ワイマラナー)がグランプリを受賞した。本顕彰における日産のグランプリ受賞は、2002年開催の第5回、2005年開催の第8回に続き、3度目となる。
また、今回グランプリを受賞したティアナの内装色は、自動車メーカーのデザイナーが自社以外のカラーデザインを互選するオートカラーデザイナーズセレクションの「インテリア部門賞」も併せて受賞した。
受賞したティアナの外装色であるミスティグリーンは、2005年12月のマイナーチェンジの際に設定された新色であり、グリーンの中にゴールドとブルーの色味を干渉させることで深みと落ち着きを感じる色を表現している。一方で、内装色のワイマラナーは、明るいベージュの内装にアッシュブラウンのシート表皮を使用し、落ち着きや安らぎを得られるコーディネーションとなっている。 今回の顕彰では、外装色と内装色のコーディネートの好バランスが高い評価を受けた。
また、この他に日産とコンラン&パートナーズ社とのコラボレーションによるモデル(本年6月から9月末までの期間限定車)、「マーチ プラスコンラン」(外装色: ビターショコラ、内装色: ブラック/レッド)が、新しいカラーデザインを開発するための企画力に優れたモデルとして「企画部門賞」を受賞した。同モデルのカラーデザインは、本顕彰の審査会場となった文化女子大学の学生により選出された「文化女子大学セレクション」も受賞した。