テスラ、航続距離345kmの小型EVセダン「モデル3」を初公開 ~価格は3万5,000ドルから~
テスラモーターズは、米国・カリフォルニアで、3月31日(日本時間4月1日)に開発中の次世代電気自動車「モデル3」を初公開した。
「モデル3」の価格は3万5,000ドル(約390万円)からで、2017年終盤より北米で生産が開始される予定となっている。日本での販売価格は今のところ未定。
「モデル3」は5人乗りの小型のセダンだが、大人数で乗っても快適に移動することができる。フロントに大きな内燃エンジンを搭載する必要がないので、インパネを前に移動し、フロントシートは少し前に座ることになるが、それにより1列目2列目共に十分なレッグルームを確保した。
「モデル3」の1充電あたりの航続距離は345km、充電を気にせず走行できるというメリットもさることながら、0-100km/h加速は6秒足らずというパフォーマンスを誇る。今後はもっと速いバージョンを投入する予定もあるという。
さらに、オートパイロット用のハードウェアが標準装備されるため、段階的に自動運転機能が追加されることになるとのことだ。
すでに日本でも予約が開始されており、店頭予約はテスラ青山・テスラ心斎橋で、またオンラインでの予約も受け付けている。いずれも予約金として15万円が必要で、予約をキャンセルする場合は同意書に基づき全額返金される。
なお、「モデル3」注文開始から24時間で注文数が11万5,000台を超えたとのこと。テスラが投入するこの小型EVセダンへの期待が高まりが、多くの注文につながっているようだ。
この記事にコメントする