2006/10/2 01:03
【F1 第16戦】スーパーアグリ:琢磨14位、左近はF1初完走で17位
中国GP決勝レースで、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が14位、山本左近もF1デビュー以来初めての17位完走を果たした。
(※佐藤琢磨はレース後、青旗無視により失格処分)
■コメント
佐藤琢磨 (14位) 「チームにとっては、本当にすばらしい結果だ。誰にとっても難しいコンディションの中、本当にエキサイティングなレースだった。レースの間はずっとエンジニアと頻繁にコミュニケーションを取っていたし、適切なタイミングで適切なタイヤチョイスができたと思う。レース序盤は行く手を阻まれてしまったが、コースがクリアになってからは本当に強くプッシュすることができた。ある段階でギアボックス関連の小さなトラブルが発生したが、すぐに修正することができた。今日の結果はすばらしいチームの努力の成果だったと思うし、鈴鹿へといい勢いをつなげていくためにも、僕たちにとってはここ中国でいいレースを戦うことはとても重要だった」
山本左近 (17位) 「天気もコースのコンディションも常に変化していたので、僕にとってはタフなレースだった。ある時点でドライタイヤに交換することに決めたが、タイミングが早すぎたので、マシンのハンドリングが難しくなってしまった。しかし、その後はレースの最後まで強くプッシュして走った。今回、初めてF1を完走できたが、すばらしい気分だ。僕を常にサポートしてくれた人々全員に感謝したい。もちろん、SAF1のメカニック、エンジニア、そしてファクトリーのみんなにも感謝したい。中国でのレースのこの気持ちのまま、鈴鹿に帰りたいと思う」
鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表 「左近が初めてF1レースを完走し、チームが再び2カーフィニッシュを果たすことができ、とてもハッピーだ。琢磨のラップタイムはとてもよかったし、難しいコンディションの中、充実したレースを走り抜いたと思う。鈴鹿の直前のレースということで、今回の中国GPはチームにとってはとても重要だった。僕たちのマシンがここで信頼性を発揮したということも非常に重要なことだ。今日はとてもいいレースだったので、もちろんすごく満足している」