パナソニック「ストラーダ」に新発想の“ダイナビッグディスプレイ”を採用!
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、新たな発想で、9V型大画面カーナビゲーションを幅広い車種に取り付け可能にしたSDカーナビステーション「ストラーダ CN-F1D」を2016年6月上旬に発売する。
近年、カーナビゲーションの多機能化やユーザー層の多様化を背景に、見やすく、使いやすい大画面のカーナビゲーションが求められている。一方で、汎用サイズ(7V型)を超える大画面カーナビゲーションは車種別専用パネルが必要となり、取り付け可能な車種が限られている。
本製品は、本体部分が2DINサイズで、ディスプレイ部がコンソールから飛び出した状態になるフローティング構造の「DYNABIG(ダイナビッグ)ディスプレイ」(特許申請中)を新たに採用。これまで9V型大画面カーナビゲーションの取り付けが困難だった車種にも、車種別専用パネルを使用せずに取り付けが可能となり、カーナビゲーション選びの幅が広がる。さらに、フローティング構造によりディスプレイとドライバーの距離が縮まることで、視認性や操作性が向上する。
また、ディスプレイ部にはアルミ素材を使用したフレームを採用し、インテリア性の高いデザインに仕上げるとともに、ナビ・AV機能ではブルーレイディスクプレーヤーを搭載している。
▼特徴
(1)9V型大画面カーナビゲーションが幅広い車種に装着可能に
従来、7V型を超える大画面カーナビゲーションの装着ができるのは特定の車種に限られており、さらに車種別専用パネルが必要だった。本製品は、ディスプレイ部を2DINサイズ(高さ100mmX幅180mm)の本体部から飛び出した状態で取り付けるフローティング構造の新コンセプト「ダイナビッグディスプレイ」を採用。
ディスプレイ部のサイズ制限がなくなり、車種別専用パネルを使用せず9V型大画面カーナビゲーションが取り付け可能となった。新ディスプレイの採用により、取り付け可能車種が大幅に拡大し、144車種(2016年3月20日現在。順次拡大予定)もの車両に取り付けが可能になった。
また、ディスプレイを縦方向に最大32mm、奥行きを最大19mm調節でき(取り付け後の随時調整は不可)、コンソール内の計器類と干渉を避けることができる。更に、ディスプレイの角度も-20度から60度まで可動し、日中の太陽光の反射を軽減する微調整も可能だ。
(2)市販で唯一、ブルーレイディスクプレーヤーを搭載
家庭における、ブルーレイレコーダー普及が5割に近づいている(2015年時点)。本製品はBD、DVD、CDの再生が可能な3メディアドライブを搭載。家庭のレコーダーで録画したテレビ番組や、映画ソフトも車内で楽しむことが可能。
また、高画質回路「PEAKSプロセッサー」の採用や動きの速い動画に強いプログレッシブ方式再生により、高画質な映像を楽しめる。今回、新コンセプトの「ダイナビッグディスプレイ」により、大画面がより近くなり、後席からも十分に映像を見ることができる。
また、高速演算DSP(処理能力192kHz)の採用により、ブルーレイオーディオソフトなどに収録されている最大192kHz/24bitまでのリニアPCM音源を高音質のまま再生可能。
(3)ディスプレイ部がコンソールから飛び出す!?
◇ディスプレイがドライバーにより近づくことで、地図や文字の視認性や操作性が向上
インダッシュ本体部からディスプレイが飛び出すことで、ドライバーとの距離がより近くなり、9V型画面ながら、地図や文字情報が、約10V型の画面サイズのカーナビゲーションをインダッシュに装着したときと同等の視認性が得られる。
また、大画面化により、操作アイコンや地図上の文字、渋滞情報も拡大表示され、タッチパネルの誤操作が少なくなり、操作におけるストレスを軽減する。
◇アルミ素材を使用したインテリア性の高いデザインを採用
インダッシュ本体部から飛び出したデザインとすることで、ディスプレイ部のデザインも自由度が増し、これまで画一的になりがちだった外観デザインも、スタイリッシュな造形が可能になった。ハードキーや文字印刷を排したフラットディスプレイを採用し、フレームにはアルミ素材を採用することで存在感・高級感のあるフォルムを実現した。
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