2006/8/21 11:30
フォルクスワーゲン、新型「クロスポロ」を発売
フォルクスワーゲンは、コンパクトモデル「ポロ」のラインナップに、新たにSUVテイストのスタイリングとファッション性を取り入れた「クロスポロ」を設定し、フォルクスワーゲン正規ディーラーにて9月2日(土)より販売を開始する。
クロスポロは、「Small but Tough」のコミュニケーションコンセプトに象徴される、走行性、安全性、快適性をコンパクトなサイズに凝縮させたフォルクスワーゲンのコアモデルのひとつである「ポロ」と、SUVテイストのエクステリアや明るくポップなインテリアに象徴されるファッション性とを融合させて生まれた新型モデル。欧州でもここ数年クロスオーバーモデルはトレンドであり、クロスポロの先代モデルであるポロファン(日本未導入)は、予定台数の3倍もの販売を記録。今年2月からドイツで販売を開始したクロスポロも、ニッチモデルながら、ポロ全体の販売台数の1割以上を占める人気モデルとなっている。
クロスポロ最大の特徴は、ファッション性に富んだエクステリアとインテリア。アンダープロテクター風にデザインされたシルバーのクロスポロ専用スポーツバンパー、ボディ下部を取り囲む樹脂性のホイールハウス/サイドシルエクステンション、さらにシルバーのルーフレールとドアミラーがSUVテイストのスタイリングを表現。また、強化された専用サスペンションと、大径の17インチのBBS製アルミホイールによって、クロスポロの最低地上高は、通常のポロより20mm、ルーフレールを含む全高は55mm高くなり、よりアクティブな走行環境での使用を可能にしている。
クロスポロは、パワートレインも刷新。エンジンは日本初採用となるオールアルミ製1.6Lエンジン。 最高速は182km/h、0-100km/h加速は12.4秒を記録(ドイツ仕様車測定値)。また、トランスミッションは、ゴルフやパサートなどで定評のあるティプトロニック付6速オートマチックトランスミッションが搭載される。この組み合わせによりクロスポロは、俊敏な走りだけでなく、同時に低燃費も実現している。