マツダは24日、6月度および2006年上半期の生産・販売・輸出実績をまとめた。2006年6月は、「CX-7」「
アテンザ」などの好調により、国内生産、輸出、海外生産の3項目において前年実績を上回った。また、同年1〜6月は、「CX-7」「
ロ−ドスター」など新型車の好調により、国内生産、輸出、海外生産の3項目において前年実績を上回った。
● 2006年6月
【国内生産】
2005年11月より8ヵ月連続前年同月実績を上回った(+7.9%)。北米輸出向けの「CX-7」の純増や、「
アテンザ」「
ロ−ドスター」などの増による。
【国内販売】
2006年3月より4ヵ月連続で前年同月実績を下回った(-7.7%)。「
MPV」「
アクセラ」「
ロードスター」などは好調だったものの、新型車効果が一巡した「
プレマシー」などの減により前年を下回った。シェアは、登録車が5.7%(前年同月差-0.2ポイント)、軽自動車が2.7%(同-0.2ポイント)、総合計は4.7%(同-0.3ポイント)であった。
【輸出】
2005年8月より11ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+23.0%)。「CX-7」「」「
ロードスター」などの増による。市場別では特に欧州向けが好調で、「
プレマシー」「
アテンザ」などの増により、27,409台(前年同月比+63. 5%)であった。
【海外生産】
2006年1月より6ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+9.1%)。「
アテンザ」「BT‐50」などの増による。国別では特に中国向けが好調で、「
アテンザ」などの増により、12,340台(前年同月比+16.2%)であった。
● 2006年1〜6月
【国内生産】
2003年同期より4年連続で前年同期実績を上回った(+14.7%)。北米輸出向けの「CX-7」の純増や、輸出向けを中心に新型車効果の出ている「
プレマシー」「
ロ−ドスター」などの増による。
【国内販売】
内訳 | 2006年6月 | 2006年1〜6月 |
台数 | 前年比(%) | 台数 | 前年比(%) |
乗用車 | 18,677 | -9.4 | 120,660 | -8.1 |
商用車 | 5,034 | -0.6 | 29,307 | +22.3 |
軽自動車 | 4,949 | +2.4 | 30,543 | +5.1 |
2002年同期以来4年ぶりに前年同期実績を下回った(-3.4%)。「
ロ−ドスター」「
MPV」及び商用車は好調だったものの、6月にマイナーチェンジを迎えた「
アクセラ」や、新型車効果の一巡した「
ベリーサ」などの減により前年を下回った。シェアは、登録車が6.0%(前年同期差-0.1ポイント)、軽自動車が2.8%(同±0ポイント)、総合計は4.9%(同-0.1ポイント)であった。
【輸出】
2004年同期以来2年ぶりに前年同期実績を上回った(+23.2%)。「CX-7」「
ロ−ドスター」などの増による。市場別では北米向けおよび欧州向けが好調で、特に北米向けは「CX-7」「
ロ−ドスター」「
プレマシー」などの増により130,297台(前年同期比+38.0%)であった。
【海外生産】
2004年同期以来2年ぶりに前年同期実績を上回った(+25.7%)。「
アクセラ」「
アテンザ」などの増により、1〜6月として過去最高を記録した。国別では特に中国向けが好調で、「
アテンザ」などの増により、76,566台(前年同月比+61.1%)であった。