autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 【F1 第10戦】トヨタ、波乱のレースでJ.トゥルーリが4位入賞

自動車ニュース 2006/7/3 09:57

【F1 第10戦】トヨタ、波乱のレースでJ.トゥルーリが4位入賞


F1第10戦アメリカGP、最後尾スタートのJ.トゥルーリが4位フィニッシュ。戦略奏功し2戦連続ポイント獲得。波乱のレースで5位躍進のR.シューマッハは終盤リタイア

■コメント
ヤルノ・トゥルーリ (4位)

「ピットスタートを余儀なくされたが、“TF106B”は速く、十分なチャンスがあると思っていた。昨日の出来事は残念だったが、それでも懸命に頑張れば、結果がついてくると分かっていた。スタート直後の混乱に巻き込まれず、そしてセーフティカー導入も幸運だった。さらに、序盤戦、ライバルよりも多くの燃料を積みながらも同等のタイムで走れたことには満足している。チームはデータ分析という点で素晴らしい仕事をしてくれたし、最終的に4位という素晴らしい結果を得られた。私は常により良い結果を求めており、僅差で表彰台を逃したことは残念だ。しかしこれまで上手く行かなかった今シーズンにおいて、全てが上手く行く一日だったことは、本当に素晴らしい。残りのシーズンに大きな自信が持てた」

ラルフ・シューマッハ (リタイア)
「トラブルに見舞われるまでは、ポイント圏内でのフィニッシュが見えていた。ブレーキペダルの調子が悪くなり、ピットインを余儀なくされ、チームは左前輪のホイールベアリングの損傷を発見した。猛暑の中での非常に厳しいレースであった。また、私はグリップレベルの若干異なるタイヤセットでバランスを維持するというハードなレースを強いられ、さらに戦いは厳しいものとなった。トラブルは不運にも、チームにとって素晴らしいニュースである5位ポイント獲得というポジションが確実になってきた時点で起こってしまった。とはいえ、この週末の我々のパフォーマンスは、開発が非常に進んでいるということを示している。しかし、我々は信頼性の面で努力を続け、今後のレースでより多くのポイントを狙って行かねばならない」

新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「レースは満足のいく展開だったが、何よりもラルフ・シューマッハのリタイアは、彼に大変申し訳ない。ヤルノ・トゥルーリが2戦続けてポイントを獲得し、“TF106B”のパフォーマンスは示せたと思う。後半戦に向けて信頼性を確保し、さらに良い結果を出すことで、応援してくださる皆さんの期待に応えたい」

冨田務 TMG会長 兼 チーム代表
「まず最初に、アメリカのレースファンがF1を楽しんでくれたことを喜んでいる。ヤルノ・トゥルーリは、ピットからのスタートとなったが、彼は、この週末我々の“TF106B”は速かったので、レース前から、自信をもっていた。我々は彼が極めて後方からのスタートであったし、ブリヂストンのタイヤも安定していたので、1回給油戦略を選択した。アクシデントやセーフティカー導入も含めて、彼にとって全てが上手く行き、さらに、多くの燃料を搭載し、重いにもかかわらず、レースを通して戦闘力を発揮出来た。最終的には、G.フィジケラと激しく戦い、2秒差で3位を逃したがとても嬉しい。勿論、ラルフ・シューマッハがリタイアしたことは悔やまれる。彼は、たいへんよいペースで走っていたから、ホイールベアリングの問題でまたもリタイアしたことは残念だ。R.バリチェロを追い詰め、F.アロンソさえも追い越せたかもしれなかった。これからも、我々は信頼性の向上のために、全力で働かねばならない。しかし、我々のペースは、トップグループに迫っていることは確かだ。トップグループを捉えるために開発、成熟を続けなければならない。今シーズン中に初優勝を果たすという目標は決して諦めない」
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