メルセデス・ベンツ、S600ロングを発売

　ダイムラー・クライスラーは、メルセデス・ベンツの最高級セダン Sクラスに、ツインターボチャージャー付5.5L V型12気筒エンジンを搭載し、快適性と走行性能をより一層高めたトップモデル「S600 ロング」を追加した。

　S600 ロング」に搭載ｓれるツインターボチャージャー付 5.5L V型12気筒エンジンは、最高出力380kW(517PS)、最大トルク830N・m(84.6kgm)の圧倒的な動力性能と、12気筒ならではの静かで滑らかなエンジンフィールを兼ね備えている。サスペンションは、定評ある電子制御式油圧サスペンション、ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)を装備し、Sクラスのトップモデルにふさわしい極めてスムーズな乗り心地と優れた操縦安定性を両立している。

　外装は、専用デザインの18インチ5スポークアルミホイール、リア左右のツインクロームエグゾーストエンドを装備し、精悍さを増している。ふんだんにレザーを使用した内装は、ソフトでしなやかなセミアニリンレザーシートや、アルカンタラルーフライナー、ダークウォールナットインテリアトリムなどにより、本モデルならではの高級感を演出している。また、前後席ともにマルチコントロールシートバックや、シートベンチレーター、マッサージ機能を装備し、快適性をいっそう高めている。さらに、夜間走行時における安全性を向上する「ナイトビューアシスト」を標準装備した。

　なお、本モデル専用のオプションとして希少価値や独自の個性を求めるお客様のために、従来AMGモデルにのみ設定していた内外装の特別注文プログラムdesigno(デジーノ)」の中から、「11色の特別外装飾」「2色の特別外装色と2色の特別内装飾を組み合わせた4種類のパッケージ」のいずれかを選択できる「designo V12 Exclusive(デジーノ V12 エクスクルーシブ)」を設定している。