2006/6/12 06:45
【F1 第8戦】マクラーレン、K.ライコネンが3位獲得
■コメント
キミ・ライコネン (3位) 「スタートが良く、グリッドポジションをキープできたが、アロンソをオーバーテイクできるほどストレートスピードが高くなかった。セーフティカーがピットに入った後は、少しギャップを縮められたが、そこまでだった。終盤はオーバーステアが出て、フィジケラ(ルノー)に差を詰められた。とはいっても、パスされることはないと思っていたので、それほど心配はしなかった。アロンソやシューマッハーほど速くなかったから、3位が精一杯だったと思うが、正しい方向に進化して戦闘力が上がっていることが確認できたのはいいニュースだ」
ファン-パブロ・モントーヤ (6位) 「オープニングラップの第1コーナーで、挙動を乱したビルヌーブ(BMWザウバー)にヒットされた。マシンも戦略もこちらの方が上だと思っていただけにあのクラッシュは残念だ。衝撃のせいでサイドポッドに大きな穴が開いてしまい、マシンバランスが崩れた。それ以外は比較的静かなレースだった。次のカナダGPに向けてエンジンを労ることができたのが収穫と言えば収穫だ」
ロン・デニス チーム代表 「モナコに続いて、シルバーストンでも最大のライバル、ルノーとのギャップを縮めたことが確認された。今週はポールリカールでテストも予定されており、引き続き勝利に向けて努力を重ねたい。キミとファン-パブロのコメントが今週末のチーム状況を反映している。次回のカナダGPでは、さらに良い結果が出ると期待している」
ノルベルト・ハウグ メルセデス・ベンツ・モータースポーツ、バイスプレジデント 「キミ、ファン-パブロともに手堅く結果を残してくれた。バルセロナよりもパフォーマンスが上がっており、正しい方向に向かって進んでいることが確認された。さらにプッシュし、いっそうの戦闘力向上を図りたい」