2006/4/28 19:00
フォルクスワーゲン、パサート
フォルクスワーゲンは、1,400万台目のパサートが4月27日エムデン工場をラインオフしたと発表した。パサートはミディアムセグメントで最も人気があるモデルの一つで、ドイツにおいて同セグメントで最も売れている車種です。
1,400万台目のパサートのラインオフにあたり、エムデン工場長のジークフリート フィービヒは「パサートは屈指の安全性と品質、そして経済性を象徴するモデルです」と述べました。ドイツのビルト アム ゾンターク誌の「ゴールデン・ステアリングホイール賞」、ドイツADAC自動車クラブの「Gelber Engel(消費者賞)」や「Auto1 アワード」の受賞など、ここ数ヶ月専門家、ジャーナリスト、そしてお客様から新型パサートに寄せられた数々の賞賛がそのことを物語っています。記念すべき1,400万台目となったのはリフレックスシルバーのパサート ヴァリアント4MOTION 103kW(140PS)。
エムデン、ツヴィッカウ/モーゼル(ドイツ)、上海(中国)、アンシエッタ(ブラジル)の世界各地にあるパサート シリーズの生産工場では、稼働日あたり2,900台のパサートが製造されています。ヨーロッパのNo.1自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、昨年合計約600,000台のパサートを世界中のお客様にお届けしました。パサートの主な市場は、ヨーロッパではドイツ、イギリス、フランス、スペイン、イタリアのほか、アジア、アメリカとなっています。
また、フォルクスワーゲン ブランドは、2006年第1四半期の全世界販売台数で新記録を樹立。1月から3月までの3ヶ月間で795,000台を販売しました(前年同期比 +15.7%)。最も堅調な伸びを見せたのは中国で(144,800台、前年比+32.2%)、続くアメリカ(53,300台、+24.3%)、ドイツ(125,200台、+8.9%)、ドイツを除く西・中央ヨーロッパ(259,000台、+15.3%)でも大きく躍進しています。
この好調な販売に最も貢献しているのはいわゆる「ゴルフ ファミリー」の288,000台(ゴルフ、ゴルフ プラス、ゴルフ ヴァリアント[ワゴン]、ジェッタ)であり、それに次いで140,000台のパサート、パサート ヴァリアントとなっています。