2006/3/1 19:26
フォード、「新型フォード・フォーカスクーペ カブリオレ」を公開
フォードは、2006年ジュネーブモーターショーにおいて、新型フォード・フォーカスクーペ カブリオレを出展した。
フォーカスクーペ カブリオレは、2004年パリモーターショーに出展したフォーカス・ヴィニャーレ・コンセプトに対する顧客の好意的な反応に後押しされ、コンセプトカー発表から2年以内で完成させた生産モデルである。イタリアのデザイン会社・ピニンファリーナと共同で開発し、2006年半ばから量産を開始する。
ハードトップのシンプルな動作は、典型的なフォード・スタイルをとっている。ボタンを押すだけで、クーペからカブリオレに数秒で早変わりする。快適な4人乗りで、500L以上の広いトランクスペースを確保。日常での使い勝手の良さと実用性も兼ね備えている。
インテリアには、洗練された、エレガントで、高級感のある素材の使用に重点が置かれている。展示モデルのインテリアカラーは、装備トリムや上質なレザーシートが薄い「キャメル」であるのに対し、インストルメンタルパネルの上部は深みのある優美な新色「アイリス」という魅力的な2トーンカラー仕上げとしている。
新型フォード・フォーカス・クーペ・カブリオレは今年夏後半より、ヨーロッパ全域で発売を開始し、年間約2万台の生産が見込まれている。