ランボルギーニ、戦闘機をイメージした「ウラカン LP610-4 アヴィオ」を250台限定で発売
ジュネーブモーターショー2016で発表!
アウトモビリ・ランボルギーニは、「ウラカンLP610-4アヴィオ」を『ジュネーブモーターショー2016』で発表した。アヴィオは名前、色合い、素材は飛行機や航空術から着想を得ている。250台のみ生産される限定モデルで、日本での価格は2,820万円(消費税別)。
アヴィオは開発当初より戦闘機をイメージして作られた。戦闘機に使われているテクノロジー、空力学や人間工学の技術、さらにスタイルを取り入れている。飛行機にヒントを得て制作され、デジタル・インストルメント・クラスター、コックピットのようにセンターコンソールに設けられた各制御装置、赤いエンジン「始動」ボタン、引き締まった無駄のないボディライン、さらにマット仕上げのボディまでさまざまな選択肢を用意した。
同車には、リフトシステム、クルーズコントロール、ナビゲーションなどの多くの機能が標準装備として含まれている。しかし、アヴィオのユニークさが最も顕著に現われているのはインテリアとエクステリアである。ボディカラーとは対照的な白またはグレーのペイントが、サイド・メンバー上端、サイドミラー、フロントスポイラーのリップなど随所にアクセントとして添えられている。さらに、白またはグレーの二重ストライプがルーフからフロントボンネットまで一直線に流れているのが印象的だ。
ドアパネルにはランボルギーニのLと同社設立の1963年の63を表した「L63」というロゴがついている。また、Lと63の間には、イタリアの三色旗をモチーフにし、航空業界では国籍を表わす円形章を表現した。
アヴィオは独自に開発された5つのカラーをラインナップ。標準カラーは、パール光沢仕上げのグリジオ・ファルコ、他にオプションカラーとして、いずれもマットのブリュ・グリフォ、グリジオ・ニビオ、グリジオ・ヴルカーノ、ヴェルデ・トゥルビンの4つを設定。これらは、イタリア空軍アカデミーコースを示す紋章にちなんで付けられた。アド・ペルソナム仕様で、標準カラー以外の好きな色とトリムを選択することが可能だ。
内装には、黒いレザーとレーザー彫刻による六角形の模様があしらわれた特別なアルカンターラを交互に用いている。このアルカンターラがシートの中央、アームレスト、ニーサポート、そしてドアパネルの一部に使われ、黒とは対照的な白のステッチを施した。さらに、L63のロゴがシート側面に手刺繍されている。内装のカラーとトリムもアド・ペルソナムにより、カスタマイズすることができる。
ドライバー側のウインドウについているプレートに、職人によってエナメル加工が丁寧に施されており、このモデルがまさにスペシャル・エディションであることが、このディテールでも明確に分かる。
アヴィオには、ウラカンを成功に導いたテクノロジーをすべて取り入れた。エンジンは610馬力の自然吸気5.2リッターV10エンジンで、デュアルクラッチの7速ギアボックスを備え、アルミニウムとカーボンファイバーのハイブリッドシャーシで覆われている。パワーウェイトレシオは2.33kg/hpで、0-100km/hの加速はわずか3.2秒。最高速度は325km/hを超える。
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