マセラティ、同社初のSUVモデル「レヴァンテ」をワールドプレミア
マセラティは、3月1日より開幕する「ジュネーブモーターショー2016」にて、同社100年の歴史の中で初となるSUVモデル『レヴァンテ』をワールドプレミアする。
レヴァンテは、「クアトロポルテ」「ギブリ」といったセダンと「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」といったスポーツカーからなる、既存のマセラティモデルレンジをさらに充実させる1台。
デザインは、マセラティらしさとイタリア車ならではの個性を明確に表現しており、フロント部分には2つのユニットに分かれた新開発のテーパードヘッドライトが組み込まれ、上部のヘッドライトユニットはラジエーターグリルへとつながっている。サイドは、フロントフェンダーに設置した独特の3連エアベント、“サエッタロゴ”が入った台形のCピラー、フレームレスの大型ドアウィンドウを設定。リアは、大きく傾斜したリアウインドウと流麗なボディラインにより、ハイパフォーマンススポーツカーであることをアピールしている。
シャシーは、これまでのマセラティモデルにも共通する卓越したオンロード性能と高いハンドリング性能、これに加えオフロードにおける優れた走破性と快適な乗り心地をすべて実現できるようにデザインされている。
装備類には、ダンピングやエアサスペンションのレベル設定が可能な電子制御サスペンション、インテリジェントな“Q4”AWDシステム、専用のチューニングが施された8速オートマチックトランスミッションが標準装備される。
搭載されるパワーユニットは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンで、どちらもユーロ6に適合。
トリノ、ミラフィオーリ工場で生産される新型「レヴァンテ」の初期生産モデルは、既にラインオフしており、今春のヨーロッパ市場に続いてその他の市場に投入される予定。
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